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発行日：xxxx年xx月xx日 |
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KKS Mail News Vol.560 2010/11/18 今週木曜発行
新聞本紙情報も掲載 → http://www.kknews.co.jp/
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世界の動きは、お金で読み解けば見える、という考え方があります。
一面では、まごうことなき真実を突いているわけですね、これが。
例えば、韓国ドラマ。一時期、韓流と騒がれていました。（続く）
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◆今週のcontentsは−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
|・今週のKKSブログ人気記事ベスト５
|・Pick it up!! 「おひとりさま」より「仲間好き」の方が就職には有利？
|・今週のニュース
|・メルマガ編集日記 「お金の力で世界は回る」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−です◆
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│セミナー 参加者募集中
｜ 「英語教育をいかに成功させ、グローバル人材を育成するか」
┣――――――――――――――――――――――――――――――――
│日時＝11月26日（金）９時30分〜17時 場所＝フィオーレ東京（東京都）
│ 英語を自在に活用しグローバル人材の育成を目指す教育で注目される
｜ 学校に講演いただきます。加藤学園暁秀高校、大元外国語高校（韓国）
｜ 国際教養大学、立命館アジア太平洋大学、茗渓学園中・高校が講演
│ 申込締切 11月24日午前 http://www.kknews.co.jp/semi/101126.html
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今週のKKSブログ人気記事ベスト５
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１：若者の健やかな成長のために支援『子ども・若者育成支援強調月間』
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/11/post_4414.html
２：生物多様性の道プロジェクト〜日本自然保護協会
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/11/post_4402.html
３：図解で考える方法 魚骨図
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2006/06/post_364.html
４：中学体育で武道とダンスが必修化、実践事例を紹介〜文部科学省
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/11/post_4408.html
５：子どもの頃の体験により得られる資質や能力が、人間形成に影響
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/10/post_4363.html
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Pick it up 「おひとりさま」より「仲間好き」の方が就職には有利？
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株式会社明治安田生活福祉研究所は、全国の大学生を対象に、大学生活や
就労、結婚・出産、社会に対する意識などについての意識調査を行いました。
まずは４つの大学生のタイプを示し、自分がどのタイプであるかを選んで
もらい、それによって就労や大学生活、結婚観などに関する調査結果を分析
しました。
まず分けるタイプは、人とのふれあいを大切にし、読書好きな「文友両道
タイプ」、ひとりの時間を楽しみ、読書好きな「学者肌タイプ」、
人とのふれあいを大切にし、読書嫌いな「体育会系タイプ」、ひとりの時間を
楽しみ、読書嫌いな「デジタリアンタイプ」、の4つです。分析結果によると
「人とのふれあいを大切にする」タイプの方が、就職内定率が高い傾向が
ありました。
詳しくはこちら↓
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/11/post_4430.html
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今週のニュース
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【教材】
機能性、デザイン性、さまざまなニーズに応える筆記具が新発売
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/11/post_4424.html
キュートで使い心地もよいシャープペンコレクション発売〜三菱鉛筆
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/11/post_4432.html
こすると文字が消える！「フリクション」シリーズにカラーペンが新登場
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/11/post_4433.html
iPadでおべんきょう！ 知育アプリ「おもさくらべ」を配信開始
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/11/ipad_4.html
【教育よもやま話】
Yahoo!トピックスはどのように作られるのか
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/11/yahoo_5.html
黄金色・緋色?日本古来の色に出会う旅のツールをJTBと大学が共同開発
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/11/jtb_3.html
「おひとりさま」より「仲間好き」の方が就職には有利？大学生の意識調査
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/11/post_4430.html
赤ちゃんの「笑顔」と「怒り顔」に対する脳反応〜生理学研究所
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/11/post_4435.html
セロハンテープ感覚で名前付けができる『ナペタ』発売〜キングジム
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/11/post_4436.html
新卒採用に対する企業の意識調査〜帝国データバンク
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/11/post_4437.html
授業料が払えなくなった場合に備えた保険サービスを開始 対象は私立小中学校
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/11/post_4429.html
大学入学に向けての費用は切り詰め傾向〜全国大学生活協同組合連合会
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/11/post_4438.html
ネスレがこどもの健康な「からだづくり」の支援プログラム 参加校募集中
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/11/post_4439.html
【行政】
中高一貫教育校、総合学科、単位制などは増加 高等学校教育改革状況の調査
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/11/post_4426.html
平成２３年度の就職について「申合せ」と「倫理憲章」大学側と企業側が合意
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/11/post_4428.html
【ＩＣＴ】
学生や教職員へのサービス向上で次世代図書館の実現めざす〜帝京大学
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/11/post_4425.html
「ナレジオン」教育機関向けのアカデミック・エディションが発売されました
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/11/post_4431.html
資格学習がiPhoneアプリに！「資格の大原ITパスポート」提供開始
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/11/iphoneit.html
【イベント】
リアル熟議「グローバル社会を生きる人材育成と学校教育」
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/11/post_4421.html
チーズ料理のカフェが原宿に期間限定でオープン
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/11/post_4420.html
ファミリー向けの映画を上映、アニメで「スピード」について楽しく学ぼう
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/11/post_4422.html
生涯学習フォーラム「まなびピア高知２０１０」 １１月２０日より開催
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/11/post_4423.html
「ビーチアニマル」を科学的な視点で紹介 「テオ・ヤンセン展〜生命の創造」
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/11/post_4434.html
ＪＡＥＴ２０１０ 第36回 全日本教育工学研究協議会全国大会 上越大会
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/11/36_1.html
「金融教育フェスティバル」が、開催されます
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/11/post_4440.html
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メルマガ編集日記 〜 お金の力で世界は回る
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今、表立って大声で言わなくなったのは、テレビのコンテンツとして
ひとつの定番に成っちゃったからです。流れていても、不思議には思わない。
そこにあるのが普通だから、わざわざワーディングして宣伝する必要もない。
韓流ブームに対して、
「○○素敵。日本人タレントには無い輝きがある」という人も居たし、
「面白くねえよ。いいかげんにしろ。○○の陰謀だ」という人も居ました。
上は、需要があるという見解。
下は、供給側が操作しているという見解。
どちらの意見も正しいかもしれませんが、
たぶん、お金で切っちゃうと分かりやすいんですよ。
韓国ドラマが、あれだけドンと一気にテレビに露出して定着したのには、
需要の増加論や供給者の陰謀論よりも、もっとシンプルな理由がある。
恐ろしく安いんです、韓国ドラマって。1時間枠で40万くらい。
日本で新規にドラマを制作した場合、ざっくりと考えていっても、
1時間枠のものを作ったらば、安くあげて2000万の制作費がかかります。
ワンクール13回だとして、総制作費は韓国520万に対して、日本2億6000万。
そりゃ買いますよね。買いますよ、初期投資額低いもん。
仮にスポンサー料ががくんと減って、売上が下がっても、
利益が上回る、もしくは確定できるように、そろばん弾けますもん。
韓国ドラマは、すでに放送され、最後まで作られている作品です。
出来を見て、日本人に合いそうなものを選んで持って来ることができる。
日本全国老若男女を巻き込んだホームラン、とまでは言わないまでも、
視聴者層とそのウケ具合が比較的容易に予想できるヒットを、
コンスタントに、打率良く出していくことは可能です。
その上、520万。
日本で制作すれば、結果の見えないものに2億6000万払うことになる。
大きく当たるかもしれない。外れるかもしれない。誰にも分からない。
世の中が好況だったら、そういったものに対して2億6000万を
払ったとしても、テレビ局にはそう大した投資では無いでしょう。
でも、今のようなご時世では、結果が読み切れないものに、
2億6000万もの大金をポンと払うのは、なかなかできることではない。
つまり、韓流コンテンツの大量流布の話題というのは、
次のような質問に書き換えることができます。
520万の読みやすい投資と、2億6000万の読みにくい投資とがある。
そのリターンの期待値は、さほど大きくは変わらないと考えられる。
どちらを選ぶ？
なぜ一気に韓国製コンテンツが増えたのか。
その理由は、お金という筋で追うと明確に見えてきます。
安いからです。分かりやすい。
じゃあ、なぜ安いのか・・・と考えていくと、また複雑に成ってくるので、
興味深いといった方が、より正しいかもしれないですけれど。
バーナード・ショーが
「今までに一番影響を受けた本は、銀行の預金通帳だ」
と言ったように、世界はお金の力学によって回っています。
止まる。
世界の動きが止まる瞬間があります。
それは美しく、醜く、あまりにも多すぎて、あまりにも少なすぎて、
把握しきれないほどの多様性を持ちながら、その辺にありふれて見える
シンプルさでもって、僕たちに迫ってくる。
子供連れの妊婦さんが電車に乗ろうと歩いてきた所で、発車音がなりました。
一つ離れたドアの近くに居た高校生は、自分の体を使ってドアを止めました。
子どもと妊婦さんとが入りきったところで、彼は体をさり気なくどけました。
その動きは僕以外の誰にも、彼が一緒にいた友人達にすら、気づかれる事は
ありませんでした。
杖替わりのシルバーカーを手に、長い階段を降りるおばあさんが居ました。
それを見た女の子は、一緒にいた彼に持っていた荷物を預けたかと思うと、
おばあさんに近づき話しかけ、そのシルバーカーを持ち、同じ歩調で階段を
ゆっくりと降りていきました。彼女は下まで降りて、おばあさんの後ろ姿を
見送り、くるっと階段を駆上がる。笑顔で待っていてくれた彼から、笑顔で
荷物を受け取って、二つの笑顔で小走りに急いで去っていきました。
小銭が足りずに涙ぐんだ子に気付かれないようにポケットの100円を取り出し、
しゃがみこんでから「100円落ちてるぞ。お金は大切にね」と渡した店員さん。
凍えそうな冬のあいだ中、自分の部屋にホームレスの人を泊めていた友人。
道端の空缶を何気なく拾い、歩きながら近くのゴミ箱まで持っていく女の子。
忙しさを気遣い、黙っていてくれる彼女。大変な時さえ、笑顔でいる彼氏。
あいさつを交わすご近所。元気でいてくれる家族。じゃれてくる犬や猫さえ。
世界は止まる。確かに止まる。
僕らは、それに気づかないことも多いけれど、
確かに地球のそこかしこで、いたるところで、世界は止められている。
僕も、人生で一回くらい、一瞬だけでも、世界を止めようと思います。
僕は、1億円の借金のある、倒産寸前の零細企業の社長になることにしました。
経営の才能が全くないのに悪戦苦闘している、友人でもある現社長に
少しでも彼の才能を活かせる場所へと、自由に羽ばたいて欲しいと思って。
彼の下で、やっぱり悪戦苦闘しつづけて、疲れはてている社員たちを、
少しでも楽にさせてあげたいと思って。
役員報酬は、年1円。
1$で社長になったアップルコンピュータのスティーブ・ジョブスの80分の1。
ただし、社長への投資のリターンの期待値は大きく変わるでしょうから、
僕には1ウォンくらいで良いのかも知れないですね。1000分の1。まだ高いか。
1円の報酬で、1億の借金。なかなか難儀なお話です。
世界は、すでに轟音を立てて回りはじめている。
それでも（榊原）
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