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 ■━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━■
     KKS Mail News Vol.584 2011/05/20 今週金曜発行
     新聞本紙情報も掲載 → http://www.kknews.co.jp/
     毎日ニュース更新中 → http://www.kknews.co.jp/wb/
    書籍blogも更新中 → http://www.kknews.co.jp/htdocs/
  携帯でチェック!! http://www.kknews.co.jp/wb/mobileaccess.php
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 女の子は31。
 
 女の子、でもないか(続く)
 
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 ◆今週のcontentsは−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 |・今週のKKSブログ人気記事ベスト5
 |・Pick it up!!  「学習意欲と基礎学力低下」に悩み 進む土曜補講
 |・今週のニュース
 |・メルマガ編集日記 「幅の広がりすぎた世界」
 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−です◆
 
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          今週のKKSブログ人気記事ベスト5
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 1:被災地の大学に向けeラーニングによる講義、大学の単位認定の支援も
  http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2011/05/e_10.html

 2:小学校での外国語活動完全実施を前に、学校・教育委員会の現状は
  http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2011/05/post_4849.html

 3:「がんばれ子どもたち!みんなで応援します!!」〜厚生労働省
  http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2011/04/post_4826.html

 4:図解で考える方法 魚骨図
  http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2006/06/post_364.html

 5:教育活動の復興支援「みんなでつくる被災地学校運営支援サイト」公開
  http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2011/04/post_4802.html

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  Pick it up 「学習意欲と基礎学力低下」に悩み 進む土曜補講
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 ベネッセ教育研究開発センターは、第5回学習指導基本調査(高校版)の
 調査結果を発表しました。公立高校の学校長及び教員に向けたアンケート
 から、最近の公立高校の教員の意識や通う生徒たちの実態が伺えます。

 全体的に見て生徒の「学習意欲の低さ」と「義務教育レベルの学習未定着」
 に教員が頭を悩ませているのが8割ほどあり、週休5日制の中でも土曜日に
 授業を実施している学校が5割を超えています。土曜補講については成績
 上位校ほど実施しており、Aグループでは85%、Bグループは71%が
 実施しています。
 
 
 詳しくはこちら↓
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2011/05/post_4855.html
 
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            今週のニュース 
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 【教材】
 小中高校向け「心と体の科学」教材ポスター無料配布 生理科学研究所
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2011/05/post_4856.html
 
 混ぜて作る万年筆用インク「ミックスフリー」がプラチナから新発売
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2011/05/post_4857.html
 
 テープのりの不満点を解消!細かい部分もおまかせ 『tenori』発売
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2011/05/post_4862.html
 
 
 【教育よもやま話】
 公立高校「学習意欲と基礎学力低下」に悩み 進む土曜補講
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2011/05/post_4855.html
 
 「宇宙の日」全国小・中学生作文絵画コンテストが開催されます
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2011/05/post_4860.html
 
 学生からのわが国の金融への提言を募集『日銀グランプリ』
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2011/05/post_4861.html
 
 「特別な道具を使わずに楽しめる遊び」〜学研ホールディングス
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2011/05/post_4863.html
 
 みんなで全国10エリアの電力使用量を1時間単位で予測「デンキ予報」開始
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2011/05/post_4865.html
 
 
 【ICT】
 被災した高校生への進学支援コーナーを開設『リクルート進学ネット』
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2011/05/post_4859.html
 
 
 【イベント】
 ポーラ美術館「レオナール・フジタ―私のパリ、私のアトリエ」会期延長
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2011/05/post_4854.html
 
 生理研による「せいりけん市民講座」 SSHのサイエンスショーも同時開催!
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2011/05/ssh.html
 
 「第10回 国際博物館の日」世界的にさまざまなイベント開催、無料開館も
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2011/05/post_4858.html
 
 宇宙への想いを聞こう、話そう! JAXAタウンミーティング in 山形
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2011/05/jaxa_in.html
 
 先生は現役エンジニア!「科学のびっくり箱!なぜなにレクチャー」開催
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2011/05/post_4864.html
 
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       メルマガ編集日記 〜 幅の広がりすぎた世界
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 近頃痛感しているのですが、自分の年令が上がるに従って
 「女の子」「男の子」許容幅が広くなっていくんですよね。
 僕は今年で38なんですけど、30位だったら「子」でいいか、みたいな。

 近頃のファッション系女性誌の「40代でもガールでいたい」とか、
 その手のキャッチコピーはそういう事なんだろうなあ、と思います。
 ガール系のファッション誌をやっている編集さんたちの年齢が
 40後半〜50代になって、おそらく「ガール」の許容幅が広がってる。

 中年サラリーマンの人が、電車の中で少年ジャンプ読んでたりするのと、
 ある意味では一緒です。今の30代〜40代は、少年ジャンプ黄金期と
 呼ばれる時代に少年期を過ごしている。往時の少年ジャンプの
 ヒット漫画を読みながら育ってきていますから。読むのが習慣。

 70代でもガールで居たい。
 80代でも少年ジャンプ。

 言葉の幅の広がりすぎた世界。
 それはそれで良い世界かもしれないですね。
 今の自分の延長線上に、将来の自分が見える。
 ある意味ではとても幸せなこと。

 閑話休題。 

 女の子は、東京郊外の一軒家に青年と同棲していました。
 将来のお金を貯めようと思った二人は、その時にしていた仕事以外に
 副業をする事に決めました。しかし、バイトは時間の融通がききません。
 それに、昼夜とも二人で別の職場では、一緒の時間が短くなってしまう。
 ついでに、ずっと人に使われっぱなしなのも、あまり面白くない。
 
 二人は考えた。
 釣りが好きだった青年の発案で、釣り具の通信販売事業を始めました。
 二人で一所懸命、釣り具を日本の各地へ出荷する日々。

 海外からも発注が来るようになり、注文数は急激に伸びていきました。
 二人は喜びました。喜んだのもつかの間、二人では受注に応えきれない
 事がわかった。入荷作業も、出荷作業も、回らないのです。

 二人は、次のステップに進むことにしました。
 個人事業だったのを会社化して、従業員を雇うことにした。
 二人だけの住み家だった一軒家は、急に賑やかになりました。
 朝から晩まで、シフトに応じて人が出入りするオフィスとなった。

 しっかりものの彼女は頑張りました。入荷、出荷、シフトの調整、
 顧客対応、銀行対応、経理、従業員管理、新製品開発。ホームページ更新。
 経営のすべてに目を通して。朝も頑張って、昼も頑張って、夜も頑張って。

 倒れた。

 熱が下がらない。
 体調が悪いのに、朝から晩まで自分の家に人が居て、落ち着かない。
 「すいません、これってどうなってるんですか?」
 仕事の話を従業員たちが次々に聞いてくる。ベッドの中から指示を出す。
 ゆっくり休みたい。休めない。
 
 1週間経っても熱は下がらない。ベッドから出られない。仕事は滞る。
 「すいません、これってどうなってるんですか?」
 仕事の話を聞きにくる従業員の口調が険しくなっている、ような気がする。
 「なんで休んでんの?」「ずる休みじゃない?」「社長の彼女だからって」
 影口を叩かれている、ような気がする。熱は下がらない。涙が止まらない。

 大学入学以来、ろくに連絡もしなかった香川の実家に電話をしていた。

 『あのね、あたし、ずっと熱が下がんない』

 涙声の、真夜中の電話。
 電話に出たのは母親で、涙に応えたのは父親でした。

 「10時間待て。迎えに行く」

 事情をなにも聞かないまま、電話は切れた。

 8時間後、高速をぶっ飛ばした父親は、早朝の東京に到着していました。
 驚いて引き止めようとしている青年を置いて、車に女の子を乗せ、
 8時間で来た道を、ゆっくりとゆっくりと戻っていく。

 青年は、その日に出勤してきた従業員たちに3日分の仕事を割り振り、
 ホームページに臨時の受注停止のお知らせを掲載して、
 打ち合わせや、ミーティングなどのスケジュール調整をした後、
 次の日の朝一番の飛行機を手配し、香川に飛んだ。

 「食え」

 香川県人である父親は、開口一番、そう言いました。
 父親は、自分の娘を迎えに来た青年に、讃岐うどんを食わせ、

 「うまいか」

 青年はうなずきます。

 「同じものが作れるように成ったら、娘をやる」

 青年には、讃岐うどんの作りかたなんて、全く分りませんでした。
 そのうどんは、東京で食べたものより、段違いにうまかった。
 同じものを作るには、香川に住んで修行しなくてはならないのではないか。

 そう思った青年は、選択に悩みました。
 起動に乗り始めた釣り具販売の継続・拡大を取るか、
 自分と一緒にいてくれた女の子と一緒にいることを取るか。

 青年は女の子と一緒にいることを取りました。
 釣り具屋の会社をゆずり、とある製麺所に勤めはじめ、修行をした。
 もともと勘が良かったのか、程なくうどんづくりの全行程を覚えた。

 「よろしくな」

 むしろ、父親に頼まれる形で、青年は女の子と結婚しました。

 「・・・という成り行きで」

 二人はそろって、僕のところに挨拶に来てくれました。 
 久しぶりに会う二人の、ドラマチックな展開。素敵じゃないですか。
 じゃ、今は二人ともお父さんのとこで働いてるの?

 「へ? いや、なんでです?」

 ふーん。違う製麺所とかで頑張ってるんだ。
 じゃあ、そのうちお父さんの店を継ぐのかな?

 『いや、うちの父、印刷工場やってますから』

 ・・・ん? うん・・・え? ・・・あの? 
 あれ? うどんの話は? 今の流れ、いったいなんなの? 
 なんで、うどん? うどんで結婚が決まった?

 「あれねー。傑作なんですよ」
 『カトキチの冷凍うどんでした』
 「カトキチ美味いんですよ。麺作ってて越えられない日があるもん」
 「ねー」『ねー』

 ねー、じゃねえよ。答になってないから。

 「うどん県人ってすごいですよ。すごい人だと1日5食うどんだもん」

 だからって、うどんに全幅の信頼置きすぎでしょ。
 娘の人生をうどんで決めるとか、どんな世界ですか。
 「君のうどんを食わせてみたまえ、君がどんな人か当てて見せよう」
 って、訳分かんないから。
 
 『それ、父がよく言ってます』

 ・・・ジョークじゃなくて?

 『ガチですね』

 うどんの幅の広がりすぎた世界。
 今のうどんの延長線上に、将来のうどんが見える。
 うどんヒエラルキーが支配する世界。
 それはそれで良い世界なのか、な?
 幸せなようには見えますね(榊原)
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