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発行日:xxxx年xx月xx日 |
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KKS Mail News Vol.527 2010/03/24 毎週水曜発行
新聞本紙情報も掲載 → http://www.kknews.co.jp/
毎日ニュース更新中 → http://www.kknews.co.jp/wb/
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「オッサンにはわかんねえんだよ」
大きなヘッドフォンをつけた若者は、
ベンチがあるのに、その前に体育座りでしゃがみこんで、
足と足との間に顔をうずめ、大きく泣きじゃくっています。
その傍らでは、やっぱりベンチの前に体育座りでしゃがみこんだ女の子が
「そうだよね」と、彼の顔を覗き込みながら、頭を撫でて慰めている。
その横で、距離を保ちつつ、本を読むふりをしつつ、聞き耳を立てる僕。
今日も東京は平和です(続く)
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◆今週のcontentsは−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
|・今週のKKSブログ人気記事ベスト5
|・Pick it up!! 触れあいと体験が科学技術の未来の扉を開く
|・今週のニュース
|・メルマガ編集日記 「オッサンの、今と昔の物語」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−です◆
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今週のKKSブログ人気記事ベスト5
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1:子どもの小学校入学で心配なのは?「通学の安全」が7割
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/03/post_3832.html
2:子どものケータイトラブルの実態と解決法を紹介したDVDを作成
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/03/dvd_3.html
3:ツイッターのつぶやきを活用したリアルタイム花粉症マップ 提供開始
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/03/post_3826.html
4:図解で考える方法 魚骨図
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2006/06/post_364.html
5:学力・学習状況調査を希望するのは全体の7割 文部科学省発表
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/03/post_3806.html
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Pick it up 触れあいと体験が科学技術の未来の扉を開く〜科学技術週間
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4月12日から18日は、科学技術週間です。全国各地の科学館・博物館、大学、
試験研究機関をはじめ各機関で、一般公開、科学技術に関する講演会、
展覧会、映画会、座談会、施設公開などのイベントが実施されます。
なお、文部科学省では、社会、国民とともに推進する科学技術政策の実現に
向けて、国民からの意見を募集しています。
科学技術週間は、科学技術について、ひろく一般の人々に理解と関心を
深めてもらい、我が国の科学技術の振興を図ることを目的として、発明の
日である4月18日を含む一週間を設定しています。昭和35年に制定されて
から、51回目を迎える今年の標語は、「発見したいな まだ誰も見つけて
ないこと」。文部科学省の取り組みとしては、青少年向けのイベントや
サイエンスカフェ、シンポジウムなどを開催します。
詳しくはこちら↓
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/03/post_3833.html
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今週のニュース
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【教材】
タッチでペンがしゃべる!オーディオブック&音声ペン セーラー万年筆
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/03/post_3841.html
語学学習ソフト『Rosetta Stone』が、大学生協で購入可能に!
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/03/rosetta_stone.html
【教育よもやま話】
進学祝いの人気の品は「現金・金券」 さて、お返しはどうしてる?
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/03/post_3834.html
大学生7割が「就職難だと感じる」 就活に有利なアルバイトは接客や営業
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/03/post_3835.html
小学館「ティーチャーズクラブ」がオープンしています
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/03/post_3837.html
大学生就職企業人気ランキング 文系は「JTB」理系は「味の素」がトップ
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/03/jtb_2.html
中学生の3割以上が「自分専用の携帯電話」を所有 きっかけは防犯のため
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/03/post_3839.html
こどもの将来の夢「知っている」は7割超、親子の会話時間は1日平均51分
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/03/1_6.html
帰国子女教育の問題点は「受入制度・体制の柔軟化」「受入校・人数の拡大」
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/03/post_3845.html
半数以上の保護者が「フィルタリング」を知っていても使っていない
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/03/post_3846.html
世界各国の電子黒板導入でみる学校ICT化の動向と将来展望
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/03/ict_20.html
「私の好きなスポーツ」小学生の作品を募集中
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/03/post_3848.html
生徒指導の役割連携の推進に向けて〜生徒指導主事に求められる具体的な行動
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/03/post_3849.html
女子より男子の方が「仲間で固まっていたい」 子ども生活実態基本調査
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/03/post_3850.html
【行政】
平成21年度新卒者の就職内定率、前年同期を下回り、依然厳しい状況
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/03/21_19.html
内閣府によって行われた「科学技術と社会に関する世論調査」について
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/03/post_3840.html
公立学校の学級編成と教職員定数について、意見募集中です。文部科学省
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/03/post_3843.html
国をあげて 大学生に向けた薬物乱用防止啓発用の資料作成
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/03/post_3844.html
「女子大学生・短大生、女子高校生のみなさんへ」リーフレット〜厚労省
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/03/post_3847.html
【イベント】
触れあいと体験が科学技術の未来の扉を開く〜科学技術週間
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/03/post_3833.html
「かはく生物多様性シリーズ2010」が開催されます〜国立科学博物館
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/03/post_3836.html
ものづくりの国、日本の技能を継承してもらうためのフェスタ開催
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/03/post_3838.html
人と環境との関わりを学ぶ『こどもエコクラブ全国フェスティバル』
http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/03/post_3842.html
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メルマガ編集日記 〜 オッサンの、今と昔の物語
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彼は、就職しようと活動して、このたびようやく決まりました。
そしたら、職場の上司となる人に、髪型を指摘されたようなのですね。
「切ってこい」と。
この不況では、反発して就職を取りやめる訳にもいかず、
不承不承ながら承知し、でも、どうしようもなく悲しくて悲しくて、
泣きじゃくりながら、彼女に愚痴をこぼしている。
なんか『いちご白書」をもう一度』の歌詞を思い出しちゃった。
どうしようもなくありがちでベタな話です。若者と大人との相克。
「近頃の若いもんは」
という物言いは、紀元前の遺跡に記されていると言われるくらい、
昔から何度も何度も、そこかしこで繰り返される問題です。
偉くて頭のいい人が、そろそろ解決しちゃっても良いんじゃないか。
でも、この問題が勃発するのは、もう、仕方ないんですよね。
この問題の本質は、比較となる対象の錯誤にあるからです。
若者はオッサン/オバハンを比較することができないのに、
オッサン/オバハンは若者を比較することができる。
若者は、
「近ごろのオッサンはだらしねえんだよ。
明治生まれのじじいがオッサンだったころに比べて気骨がねえ」
なんて、思えたりしないんですよね。だって、そのころまだ産まれてないし。
オッサン/オバハンは、
「近ごろの若いもんは、昔に比べて常識がなってない」
と、思うことができます。
自分の思う「若者だった自分」と、今の若者とを比べられるからです。
つまり、若者陣営がオッサン/オバハンを非難するときの目線は
「俺たち vs. オッサン/オバハン」つまり「現在 vs. 現在」です
反対に、オッサン/オバハン陣営が若者を非難するときの目線は
「昔の若者 vs. 今の若者」つまり「昔 vs. 現在」です。
議論の時間軸ベースがそもそも違うわけですね。話が交わる訳がない。
時間軸をそろえれば、少しは何とかなるかも知れないですよ。
時間軸を「今」にそろえて、
「若者である俺たち vs. オッサン/オバハンであるお前達」と
「若ものであるお前たち vs. オッサン/オバハンである俺たち」
の議論にしたりとか。
あるいは時間軸を「過去」にそろえて、
「昔のオッサン/オバハン vs. 今のオッサン/オバハン」と
「昔の若者 vs. 今の若者」
の議論にしたり。こうすれば、なんとか終着点は見えるかもしれません。
でも、無理ですよね。
感情が絡んだ議論で、冷静な話し合いができるわけもなし、ということで、
冒頭の若者のような事柄は、今日も世界のそこかしこで起こっている。
と、つらつらと書き連ねてきた、この話の落ちはなにか。
電車が来て、彼らはずるずると立ち上がりました。
僕も読む振りをしていた本を片手に持ち、顔を上げ、電車に乗り込もうとする。
同じ乗車口の前で並びます。
二人の顔は、どう見ても30過ぎの男女でした。
「お前らが人のことオッサン言うな」
全僕が心の中で総突っ込み(榊原)
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