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     KKS Mail News Vol.693 2013/07/19 今週金曜発行
     新聞本紙情報も掲載 → http://www.kknews.co.jp/
     毎日ニュース更新中 → http://www.kknews.co.jp/wb/
    書籍blogも更新中 → http://www.kknews.co.jp/htdocs/
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 「か゛あ゛ぁ゛」

 これだけでもう、嫌な予感がするわけです(続く)
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 ◆今週のcontentsは−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 |・今週のKKSブログ人気記事ベスト5
 |・Pick it up!!  メール教育は必要と考える一方、スキルに自信がない親が多い
 |・今週のニュース
 |・メルマガ編集日記 「「ない」ものが「ある」ことは「あり」や「なし」や」
 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−です◆
 
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          今週のKKSブログ人気記事ベスト5
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 1:いじめ防止対策推進法の公布および関係機関への通知〜文部科学省
  http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/07/post_6589.html

 2:今や「社長」のポストは人気なし? 産能大「新入社員の会社生活調査」
  http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/07/post_6575.html

 3:平成25年版「子ども・若者白書」そして「子ども・若者白書」について
  http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/06/post_6563.html

 4:図解で考える方法 魚骨図
  http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2006/06/post_364.html

 5:教室学習で人気は小学生「英会話・英語教室」中高生「進学塾」
  http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/07/post_6577.html

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  Pick it up メール教育は必要と考える一方、スキルに自信がない親が多い
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 子どもの間でも携帯、メールの利用が増えています。しかし、文字とせいぜい
 絵文字しかないメールでのやりとりでは、ちょっとした言葉のくいちがいが
 思わぬ誤解を招いてしまうこともあります。

 メール教育の専門企業であるアイ・コミュニケーションは、0歳から18歳まで
 の子どもを持つ保護者のプライベートメール利用実態とその課題を調査した
 結果をまとめたリポート「ママ・パパ・子どものプライベートメール実態
 調査2013」を発表しました。これによると、半数以上の保護者が子どもの
 メールを見たことがあるようです。
 
 
 詳しくはこちら↓
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/07/post_6596.html
 
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            今週のニュース 
 ━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
 
 【教材】
 夏恒例お助けサイト「夏休み自由研究プロジェクト2013」今年もオープン
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/07/2013_10.html
 
 ペットボトルの顕微鏡や、3Dメガネを作ろう〜「オススメ!夏休み自由研究」
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/07/d_1.html
 
 「楽しく豊かな学級・学校生活をつくる特別活動(小学校編)」リーフレット
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/07/post_6598.html
 
 
 【教育よもやま話】
 子どもは二人、楽しいけれど経済的には苦しく、環境が整っていない
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/07/post_6592.html
 
 未成年者にネット選挙の認知度や選挙に対する意識を調査
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/07/post_6597.html
 
 テーマいろいろ・進研ゼミ小学講座の「夏休み自由研究コンクール」
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/07/post_6599.html
 
 子どもの理科好きと家庭環境や保護者の教育意識の関係は?
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/07/post_6600.html
 
 熱中症予防アプリ「あなたの街の熱中症予防」の提供開始〜NTTドコモ
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/07/ntt_9.html
 
 国語、社会科、理科、生活科、英語、パソコン部門で小中学生の作品募集中
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/07/post_6602.html
 
 第30回 日産童話と絵本のグランプリ 創作童話と絵本の募集中です
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/07/post_6603.html
 
 「第96回全国高校野球選手権大会」のポスター原画の募集が始まりました
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/07/post_6605.html
 
 手洗いの大切さを伝える「手洗い新聞」の子ども記者・特派員を募集中!
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/07/post_6604.html
 
 水族館で楽しく自由研究「夏休み応援プロジェクト」―鴨川シーワールド
 http://www.kknews.co.jp/ryokou/2013/0715_7a.html
 
 校内の課題と向き合う(下)―大阪青凌中学校・高等学校入試広報部 前田勉
 http://www.kknews.co.jp/kenko/2013/0715_5a.html
 
 <教職員メンタルヘルス>心の悲鳴に耳を傾ける
 http://www.kknews.co.jp/kenko/2013/0715_4b.html
 
 新会長に聞く 養護教諭の専門性を確立し さらなる期待に応える―全養連
 http://www.kknews.co.jp/kenko/2013/0715_3b.html
 
 <危機管理>被災地の養護教諭に学ぶ―宮城県仙台市立高砂中学校
 http://www.kknews.co.jp/kenko/2013/0715_3a.html
 
 「ニュージーランド牧草牛」注目の食材 赤みが多い“丘の魚”
 http://www.kknews.co.jp/kenko/2013/0715_2b.html
 
 <食育実践>台東区 蔵前小学校
 http://www.kknews.co.jp/kenko/2013/0715_2a.html
 
 
 【行政】
 楽しい子育て全国キャンペーン〜親子で話そう!家族のきずな・我が家のルール
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/07/post_6591.html
 
 『家族や地域の大切さに関する作品コンクール』作品募集中〜内閣府
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/07/post_6593.html
 
 「心の輪を広げる体験作文」及び「障害者週間のポスター」の募集〜内閣府
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/07/post_6595.html
 
 特別支援教育の教材を整備充実
 http://www.kknews.co.jp/maruti/news/2013/0701_1a1.html
 
 「スーパー食育スクール」「食育の教科書」実現へ―文科省
 http://www.kknews.co.jp/kenko/2013/0715_1b.html
 
 いじめ防止対策推進法を公布
 http://www.kknews.co.jp/kenko/2013/0715_1a.html
 
 
 【ICT】
 教育現場におけるICT機器活用セミナー 大阪・名古屋で開催
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/07/ict_35.html
 
 
 【イベント】
 親子で参加!航空会社の業務と羽田空港の業務を体感できる2つのツアー
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/07/post_6594.html
 
 比叡山から始まる−ゆかりの「寺たび展」を東京スカイツリータウンで開催中
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/07/717_1.html
 
 第15回全国学校飼育動物研究大会が東京大学弥生講堂で開催
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/07/post_6601.html
 
 家電リサイクルの解体現場を見学『ビックカメラエコツアー』
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/07/post_6606.html
 
 修学旅行の新しい形を探る―九州7県合同 修学旅行説明会、相談会
 http://www.kknews.co.jp/ryokou/2013/0715_7b.html
 
 精神医学に芸術を導入 アートでふれる、うつの心と軌跡展
 http://www.kknews.co.jp/kenko/2013/0715_4a.html
 
 給食室の省エネを提案―東京  フードシステムソリューション2013
 http://www.kknews.co.jp/kenko/2013/0715_1c.html
 
 ━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
 メルマガ編集日記 〜 「ない」ものが「ある」ことは「あり」や「なし」や
 ━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
 
 「っ゛ぺ」

 とある、駅に直結した地下街を歩いているとき、
 目の前を歩いていたサラリーマン男性が、
 通路の白いタイル床に向けて痰をはいた。

 僕は一瞬、歩みを止めてしまった。びっくりしたからです。

 歩みを止めたまま、僕ははたと考えた。
 なぜ、僕は歩みを止めるくらいびっくりしちゃったんだろう?

 地下街の中で、サラリーマンが痰をはいた。
 それだけのことなんだけれども。

 しばし沈思した結果、僕の中には地下道で痰をはくという選択肢が
 まったくもって無いからだろうな、というところに落ち着きました。

 地上の道だったら、そこら中でおっちゃんが痰をはいている。
 もちろん地上だったら、どこでもはいて良いという訳ではない。
 むしろ、はかない方が望ましい。けれど、見慣れてはいる訳ですよ。
 この世の中には、道に痰をはく人が結構いると、僕は知っている。

 再び歩き出します。

 地下街の中で、痰をはく人。初見だなと。

 僕はもともと、痰をその辺にはくという選択をとりません。
 地下街通路で吐くと言う選択肢は、頭に浮かぶ事すらありませんでした。

 けれど、この事で、そういう選択がこの世の中にある、
 そういう選択肢を持っている人が居る、ということは理解ができた。


 「・・・で?」

 で? とは? 厚木(仮名)さん

 「全然答えになってないじゃないですか」

 そう? 結構答えになりかけてると思うけど。どんな話だったっけ?

 「明日、定例会の司会、指導をやらなくちゃいけないんですよ」

 ほうほう。

 「まだ自分の実力が全然ともなってなくて」

 なるほどなるほど。

 「こんな時、どうすれば良いのか。不安で・・・自信が持てないんです」

 ふむふむそれで。

 「上手くいく方法を教えて・・・って、ついさっき説明したでしょう?」

 いや、なんというか、話の流れの都合上ね。
 説明ぜりふ、ありがとうございました、つまりね。

 「はあ・・・」

 僕のとりうる選択の組み合わせの中になかったんですよ。
 『地下街の通路で痰をはく』って。
 なぜなら僕にはその選択肢が存在すら「ない」状態だったから。

 でも、僕もそのサラリーマンの姿をみて、「ある」選択肢になりました。
 でも、「あり」の選択肢ではない。僕には「なし」です。
 「あり」な人も、もちろん世の中にはたくさんいる。
 地下街では「なし」だけど、道路では「あり」って人もいるかもしれない。

 人間は、ある環境下において

 ・とある選択肢が「ある」状態と「ない」状態とがあって。
 ・選択肢そのものや、その結果に「あり」「なし」の基準を持つ。

 ということ。
 人間を意志決定主体としてとらえるとすると、
 その組み合わせセットそのものが、人間のモデルだと考える事ができる。
 分かった? 

 「良く解らない・・・というか、なぜこんな話になるのか解らない・・・」

 今回のお話に近づけて説明するね。
 「ある」と「ない」とを分けるのは、知識や経験なんだけど
 「あり」か「なし」かを分けるのは心理的なものだ、ということ。
 厚木さんもそうだし、定例会の参加者も全員そうです。

 「はあ・・・」

 厚木さんに「ない」袖は、いくら頑張っても振れない。
 それに、手元に「ある」ものを今さらいくら増やしたとしても、
 それで実現されるのは「なし」な状態なのかもしれない。
 だから、今「ある」ものを大切に大切にして、気軽におやりなさいな。

 「えーっと、解るんだけど・・・」

 この説明は厚木さんには「なし」だったかなあ。ごめんごめん。
 でも、言える事は言っちゃったしね。後は一晩よく考えてください。
 そしたら、明日は無心でやれば何とかなるよ。

 「ちょっとー。ほおり投げないで下さいよ」

 ほおり投げてないすよ。
 でも、厚木さんを納得させる説明は、僕の中に「ない」みたいですよ?
 
 厚木さんが、むづかっている。
 
 もっとありていな事を言ってもいいんだけど、と僕は思います。

 どれだけ実力をつけても、その時の実力に応じた壁は現れること。
 何かをやろうとすれば、いつだって不安が発生するということ。
 だから、実力と自信とは、まったく関係がないのだ、ということ。

 さらには、実力が「ある」というのは、人が認めるものだということ。
 地道な研鑚を積むより、根拠がなくても自信が「ある」形で場数を重ね、
 経験を踏む方がずっと実力が「ある」ことの近道になる、ということ。

 ---だから、僕は根拠のない自信だけ持って生きているんだよ?
 ---なーんだ、そうなんだー。榊原さんったら、ほら吹きさーん
 ---そうさ、だから、ユーも気楽にやっちゃいなよ。

 そんな、こじゃれた会話を繰り広げてもいいのですが。しかし。

 「『不安を感じる自分』というものを感じられる感覚」というのも、
 持ち続けられるかぎり、大切に大切にして欲しいなあとも思うのです。
  
 そういう感覚が「ある」から、惜しみなく時間を使って入念な準備をする。
 そういう感覚が「ある」から、自分自身を真摯に省みていくことができる。
 そういう感覚が「ある」から、自分が成長したと思えた時の喜びも大きい。

 僕は歳を重ね、そういう感覚は、すでに「ない」ものになってしまった。
 だから、若者よ。そういう感覚が「ある」ことを楽しんでおあげよ。
 それは、きっと、「あり」だ。
 
 「榊原さん、ひどくないですか?」

 ん? なにが?
 
 「楽しんでないですか?」

 うん。楽しい。

 「それって、「なし」じゃないですか?」

 いや、「あり」じゃないですか?

 厚木さんは、まだまだむづかっている(榊原)
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