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  KKS Mail News Vol.816 より充実した教育旅行素材を探る

                   2018/02/20 月2回・水曜発行
◇新聞本紙の情報も掲載 → http://www.kknews.co.jp/
◇毎日ニュース更新中! → http://www.kknews.co.jp/news

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━【今週のコンテンツ】━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━

◆紙面紹介 <2月18日号>
◆KKSウェブ 人気記事ベスト10 (02/20更新)
◆KKSニュース (02/07〜02/20)

◇メルマガ編集日記「期間限定の新シリーズ『ひとり勉強会』No.3」
 →今回は「ウミガメについて今わかっていること」
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【紙面紹介<2月18日号>】特集:より充実した教育旅行素材を探る
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★アイヌ文化への理解の中核となる北海道の新施設を紹介
 http://bit.ly/2EgcsXJ
★南九州教育旅行視察会の詳細をレポート
 http://bit.ly/2V3x0s8

●1面はこちら!(毎月2回更新)
 http://www.kknews.co.jp/mihon

<紙面の一部をウェブに掲載しています>
★現場の声を反映する下着指導キットで心身の成長を支援
 http://bit.ly/2T3LISq
★給食を活用したニジマス特別授業を実施 全国養鱒振興協会
★好評連載も更新!
・第55回<教職員のメンタルヘルス>「養護教諭自身のメンタルが要」
・第4回<予防の一首!! 学校の感染症>「流行性耳下腺炎」
・第48回<学校給食は食育の教材>「卒業生を祝うお祝い献立 ガトーショコラ」


●定期購読・一部売りもできます!
 https://www.kknews.co.jp/kcart/products/list?category_id=13

★4月から1部480円に価格が変更となります。
 3月中に年間購読をお申込み頂くと変更前価格(450円)が適用されます。

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【KKSウェブ人気記事ベスト10】(02/20更新)
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【1】公表されたOECD教育2030“生き延びる力”の育成を重視
  http://bit.ly/2qXcegU
【2】3月2日開催!第6回私立公立高等学校IT活用セミナー(大阪・CIVI研修センター)
  http://bit.ly/2HPMXR4
【3】<公募>「統合型校務支援システム導入実証研究事業」(締切:2月26日17時必着)
  http://bit.ly/2DEiVKF
【4】統合型校務支援システムの100%導入へ向けて
  http://bit.ly/2QWZBNY
【5】eポートフォリオを全校体制で活用する三田国際学園中学校・高等学校
  http://bit.ly/2GKBr79
【6】「EduTown SDGsアライアンス」発足 SDGsへの深い理解を子供たちへ
  http://bit.ly/2DIUrjz
【7】「統合型校務支援システムの導入」福井県教育委員会の特徴的な取組
  http://bit.ly/2DNSrsz
【8】<公募>「遠隔教育システム導入実証研究事業」(締切:2月26日17時必着)
  http://bit.ly/2N79kjU
【9】埼玉県教育委員会が県立高校35校にChromebookを導入!
  http://bit.ly/2KRU09M
【10】「柴山イニシアティブ」公表 高等教育機関での教育・研究改革へ<文部科学省>
  http://bit.ly/2DGyTUF

★新しく「アクセスランキングTOP30」のページを作りました!
 30位までの順位はこちら!→https://www.kknews.co.jp/ranking.html


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【KKSニュース】(02/07〜02/20)
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◆「学校における働き方改革推進プラン」現状の成果と今後の展開を発表<東京都>
 http://bit.ly/2TVB9ON
◆「つくば市こども未来プラン」を策定したつくば市、達成目標は5つ
 http://bit.ly/2BFGaE0
◆都内で3月24〜26日開催!中高生・高専生対象の宿泊型の探求学習プログラム
 http://bit.ly/2GNhpsM
◆「プロジェクター利活用分析ツール」で教育現場での利活用状況を可視化
 http://bit.ly/2GOF0Jx
◆県内高校等の卒業生に「ふじのくにパスポート」配布<静岡県>
 http://bit.ly/2SXJy6N
◆3月16日開催!プログラミング教育公開授業・ワークショップ(千葉・無料)
 http://bit.ly/2GK6VdC
◆「EduTown SDGsアライアンス」発足 SDGsへの深い理解を子供たちへ
 http://bit.ly/2DIUrjz
◆学習ノートアプリ「Clear」で『魔法のノート』公開、「教えない授業」へ
 http://bit.ly/2SD5yVi
◆<公募>「遠隔教育システム導入実証研究事業」(締切:2月26日17時必着)
 http://bit.ly/2N79kjU
◆<公募>「統合型校務支援システム導入実証研究事業」(締切:2月26日17時必着)
 http://bit.ly/2DEiVKF
◆「柴山イニシアティブ」公表 高等教育機関での教育・研究改革へ<文部科学省>
 http://bit.ly/2DGyTUF


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◇編集日記 
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期間限定コーナー第3弾。
私は爬虫類が大好きなので、今回は新聞の紙面にも登場した、
ふ化前後の「ウミガメ」の生態と行動についてつらつらと勉強します。

(1)一度に100〜130個ほどの卵を、2週間おきに2〜4回ほど産卵する
 ウミガメは、数撃てば当たる(生き残る)の戦法でたくさんの卵を産みます。
 1つの産卵シーズンで、総計200〜400個ほど産卵していることになります。
 これは、稚ガメ(=ふ化幼体)の生存率をできるだけ上げるためでもあります。
 産卵時は凹んでいる卵ですが、発生が進むと周囲の水分を吸収して膨らみます。

(2)24〜32℃の温度幅から外れた環境下ではほとんどの卵が死んでしまう
 意外にも、ウミガメの卵が無事にふ化できる環境はとても厳しいです。
 24〜32℃以外の温度環境になると、ふ化の成功率が極端に低くなります。
 ウミガメが作った深い産卵巣の中は、卵にとっての適温でもあるのです。
 ちなみに生きている胚は卵殻の小さな穴を通じて呼吸をしているので、
 たとえば産卵巣ごと水没するなどの事態が起こると、卵は窒息します。

(3)ウミガメの性別は卵の周辺環境の温度で決まる(=温度依存性決定)
 卵が産みつけられた産卵巣は深度があるので、
 穴のどの深さに産みつけられたかによって、環境温度に少しずつ差異が生じます。
 29℃より高い温度環境だとメス、29℃より低い温度環境だとオスがふ化します。

(4)ふ化した稚ガメは夜になると一斉に脱出する
 産卵後40〜80日でふ化した稚ガメが砂浜の表面から一斉に顔を出すのは、夜です。
 これは砂浜・海中の捕食者や日中の暑さを回避するための策でもあります。
 稚ガメは産卵巣周辺の砂の温度が低下することで、夜であることを察知します。
 そのため大雨が降ると、まだ明るい時間帯なのにうっかり脱出してしまうことも。

(4)脱出した稚ガメは光を感じる海の方向へと向かう
 稚ガメは紫外線が見えるため、海の方向が明るく見えると考えられています。
 夜の砂浜は真っ暗だから月光が反射する海面のほうが明るく見える、とも。
 そのため本来ならば海へと一直線に邁進していく稚ガメですが、
 海がとりわけ光っているわけでもないので、砂浜沿いの自動販売機などがあると、
 より強い光である人工灯(=海と逆方向)に向かってしまうこともあります。
 ちなみに、ウミガメは赤色の光をあまり見ることができないといわれています。 

(5)ふ化した稚ガメは約2日間、餌も食べずにひたすら沖に向かって泳ぎ続ける
 これは稚ガメが外洋に移動するために必要な行動で、フレンジーと呼ばれる状態です。
 ふ化直後は2〜3日経つまでエサすら食べません。ひたすら動いて、泳ぎ続けます。
 すべては陸と海の捕食者から逃れ、素早く外洋まで移動するためです。
 「カメは足が遅い」という先入観をひっくり返すほどの速さで動きます。

 また、最近の研究(ノースカロライナ大学 ケネス・ローマン氏の論文)では、
 この外洋脱出の過程で移動している方角・磁場との関係を学習するとわかっています。

▼参考=「ウミガメ保護ハンドブック(2007年改定)」(環境省)
 http://www.env.go.jp/nature/kisho/guideline/umigame.html
▼参考=「ウミガメの生態と一生」(黒島研究所)
 http://www.kuroshima.org/pg324.html

「世界らん展2019−花と緑の祭典−」(東京ドームで明後日まで開催中)の
美ら海水族館特別ブースの水槽でもゆったりと遊泳していたウミガメ。
彼らの野生環境下の習性を理解する一助となれば幸いです。――(R.W)



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編集・発行:(株)教育家庭新聞社
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