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  KKS Mail News Vol.825 子供の安全を確保し、充実した施設環境へ
                   2019/07/24 月2回・水曜発行
◇新聞本紙の情報も掲載 → https://www.kknews.co.jp/
◇毎日ニュース更新中! → https://www.kknews.co.jp/news

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━【今週のコンテンツ】━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━

◆紙面紹介 <7月22日号>
◆KKSウェブ 人気記事ベスト10 (07/24更新)
◆KKSニュース (07/11〜07/24)

◇メルマガ編集日記「期間限定の新シリーズ『ひとり勉強会』No.12」
 →今回は「植物学的に見る『天然芝』の種類と特性」
━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━◆

植物といえば、新聞の紙面でも紹介したように、近年は校庭の芝生化が進められています。
都内ではすでに26校ほどの導入事例があり、
天然芝化したもの、人工芝化したもの、天然芝と人工芝の両方を導入したものがそれぞれあるようです。
人工芝は(経年劣化はあるものの)手入れが不要なので管理が楽ですが、天然芝は管理が難しい。
そして「そもそも天然芝はどんな植物なのか」ということはあまり知られていません。
ですので今回は、植物学的な観点から、「天然芝」を掘り下げてみます。
(編集後記につづく)

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【紙面紹介<7月22日号>】特集:子供の安全を確保し、充実した施設環境へ
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<学校給食特集:第60回全国栄養教諭・学校栄養職員研究大会開催>
★現代的な課題に取り組む「食に関する指導の手引―第二次改訂版―」食育調査官インタビュー
 http://bit.ly/2XYpXHg
 文部科学省の「食に関する指導の手引―第二次改訂版―」が今年3月に発表された。
 改訂のポイントを、文部科学省初等中等教育局健康教育食育課食育調査官・清久利和氏に聞いた。
 
★「食育活動を情報発信 レシピは家庭向けに」岐阜県の学校給食
 http://bit.ly/30QMByc
 「第60回全国栄養教諭・学校栄養職員研究大会」が8月7、8日に開催される。
 開催地・岐阜県の岐阜県学校栄養士会では、学校給食レシピを「クックパッド」で発信するなど積極的に情報発信している。

★だしで味わう和食の日「学校給食や出前授業で伝統的な和食文化の継承を」<和食文化国民会議>
 http://bit.ly/30NbHhi
 (一社)和食文化国民会議(伏木亨会長)では、学校や保育園、教育委員会などを通じて、
 子供たちへの和食文化継承の推進に力を入れている。

<学校施設・学校安全特集:子供の安全を確保し、充実した施設環境へ>
★「学校等における省エネルギー推進のための手引き」公表 学校生活でも省エネ化へ
 http://bit.ly/2JIjAPn
 文部科学省は、3月に「学校等における省エネルギー推進のための手引き〜省エネのすすめ方・つづけ方〜」を公表。
 適切な環境を無理せず確保し、日常生活のエネルギーの無駄を省くための基本的事項をまとめた。

★「水辺の安全教室〜海と日本プロジェクト〜」で児童を水難事故から守る
 http://bit.ly/2y5oj74
 (公財)B&G財団は、子供たちの水難事故防止を目指す「水辺の安全教室〜海と日本プロジェクト〜」を
 都内の小学校や全国のB&G海洋センターで毎年実施。今年も5月から順次開催している。
 
 
 →詳細は紙面へ

〜好評連載も更新!〜
・第59回<教職員のメンタルヘルス>「子供が心を開く関係づくりを」
 http://bit.ly/32KmMkX
・第8回<予防の一首!! 学校の感染症>「B型肝炎」
 http://bit.ly/32HtoR9
・第52回<学校給食は食育の教材>「とうもろこしの皮むき」
 http://bit.ly/2Ojb7q2

 
●1面はこちら(毎月2回更新)
 https://www.kknews.co.jp/mihon

<紙面の一部をウェブに随時掲載>
★睡眠効率の低い夜を過ごした翌日は熱中症の搬送者数が増えていることが判明
 http://bit.ly/2JNMcHf
★学校図書館長研修会を担当教諭らと合同で実施<清瀬市教育委員会>
 http://bit.ly/2y1d8wp
★消費者教育の教材表彰 日常の中の防災やスマホの活用力に重点
 http://bit.ly/2Z4Sg2V


●定期購読・一部売りもできます!
 https://www.kknews.co.jp/kcart/products/list?category_id=13

★4月から価格が1部480円に変更となりました。

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【KKSウェブ人気記事ベスト10】(07/24更新)
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【1】新学習指導要領対応の『学習評価の在り方ハンドブック』作成<国立教育政策研究所>
  http://bit.ly/2L8q0bM
【2】デジタル教科書新時代へ
  http://bit.ly/2F3kV0B
【3】公表されたOECD教育2030“生き延びる力”の育成を重視
  http://bit.ly/2qXcegU
【4】<7月26日開催>第7回私立公立高等学校IT活用セミナー(東京・第一ホテル両国)
  http://bit.ly/2MHfRFe
【5】「夏休み読書感想文コンクール2019」課題図書はノンフィクション(締切:9月11日)
  http://bit.ly/2KHpZeO
【6】学習指導要領のポイントを記したリーフレットをWebに公表<文部科学省>
  http://bit.ly/2XtMaJ8
【7】岡山県総合教育センターが「小学校プログラミング実践事例集」をWebで公開
 http://bit.ly/2IH3MMW
【8】<8月9日開催>第58回教育委員会対象セミナー(京都・京都テルサ東館)
  http://bit.ly/2X5kwFR
【9】<公募>2019年度「『未来の教室』実証事業」<経済産業省>(公募締切:7月30日正午)
  http://bit.ly/2XYHfE3
【10】「第22回 図書館を使った調べる学習コンクール」の結果発表
  http://bit.ly/2LAFRks

★アクセスランキング30位までの順位はこちら!
 →https://www.kknews.co.jp/ranking.html

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【KKSニュース】(07/11〜07/24)
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◆<9月15〜16日開催>「北海道(道央圏)教育旅行現地視察会」参加者募集(募集締切:8月2日)
 http://bit.ly/2LvuTMZ
◆第2回プレコフーズ杯「インスタ映えする肉料理コンテスト」作品募集中(募集締切:8月31日)
 http://bit.ly/2JWIcCR
◆第9回「中高生国際Rubyプログラミングコンテスト2019」作品を募集(募集締切:9月30日)
 http://bit.ly/2YmCV0G
◆「2020年度フルブライト語学アシスタント(FLTA)プログラム」申請者募集(募集締切:8月31日)
 http://bit.ly/2y0al6v
◆<公募>2019年度「『未来の教室』実証事業」<経済産業省>(公募締切:7月30日正午)
 http://bit.ly/2XYHfE3
◆<8月8日開催>「DO-IT Japan 2019 一般公開シンポジウム」の参加申し込みを受付中
 http://bit.ly/2Y8hHzB
◆<期間限定>「ロイロノート・スクール シンキングツールを学ぶ」無料配布(申込締切:7月31日)
 http://bit.ly/2Y4Do3h
◆ケンブリッジ大学出版の英語教員向けプログラム、文部科学省の英語指導力向上事業に採択
 http://bit.ly/2JKKq9L
◆教育現場におけるクラウドの活用の推進に関する報告書を公表<総務省>
 http://bit.ly/2YagLuF
◆<8月10日開催>「夏休みサイエンス・ラボ」参加者募集<丸善市民大学>
 http://bit.ly/2JDk4qd
◆「地域ICTクラブ普及推進事業」採択候補決定、「地域ICTクラブの設立・運営に関するガイドライン」策定も<総務省>
 http://bit.ly/2XX4Ogy
◆<ClassiとEDUCOM>小中学校での「学びのポートフォリオ」実証研究の対象校を公募(募集締切:8月9日)
 http://bit.ly/2JVUD1N
◆情報活用能力を測定する「デジタル・情報活用検定 Pプラスジュニア」2020年度より提供開始
 http://bit.ly/32JLzFK

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◇編集日記 
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今年も夏休み子ども科学電話相談がラジオで流れる季節となりました。
今日は「動物」「植物」「昆虫」をテーマにした質問が寄せられることでしょう。楽しみです。
そこで今回は、植物学的な観点から、「天然芝」を掘り下げてみます。


■芝は「暖地型芝草(夏芝)」と「寒地型芝草(冬芝)」の2種類に大別される

 芝生として利用されている植物は、すべてイネ科に属しており、
 主に本州以南で利用される「暖地型芝草」と関東以北で使用される「寒地型芝草」があります。
 寒地型芝草はすべてウシノケグサ亜科に属し、暖地型芝草はスズメガヤ亜科とキビ亜科に含まれます。

 暖地型は25℃以上の暑い気候を好みます。暖地型は、水所要量が少ないため、耐乾性が強いのが特長です。
 一方、寒地型は15〜25℃程度の気候を好みます。そのため冬の関東地方以南の暖地では緑色ですが、
 夏場で気温が25℃を超えると新しい根が伸びなくなり、古い根もどんどん少なくなります。
 根がなくなると枯死に至るので、寒地型では夏の気温のピーク時にいかに根を残すかが重要となります。

 西洋芝(洋芝)では品種によって寒地型と暖地型がありますが、日本芝(和芝)はすべて暖地型です。

■芝品種名は和名ではなく園芸利用名(流通名)で呼ばれることが多い

 日本芝の名前は主に流通名で呼ばれますが、正式な植物名(和名)は別にあります。
 たとえば、「ノシバ(野芝)」の正式な和名は「シバ」です。
 「コウライシバ(高麗芝)」の和名は「コウシュンシバ」であり、
 「ビロードシバ」は和名が「コウライシバ」となっています。
 流通名なのか和名なのかで別の種を指す「コウライシバ」が最もややこしいのです。

■芝草の生育的特徴の違い

 芝の生育の仕方には「ほふく茎型」「根茎型」「叢生(そうせい)型」の3つのタイプがあります。
 植物の中には、地上近くを這いながら伸びていく茎があります。これが「ほふく茎(ランナー)」です。
 暖地型芝草はすべて「ほふく茎型」です。中には、ほふく茎のほかに地下茎もあわせ持つ種があります。
 「根茎型」は、地下に根茎を伸ばして増えるタイプです。
 地表が雪に覆われたりする環境に適した生態でもあるので、これは一部の寒地型芝草に見られるタイプです。

 ほふく茎や根茎の特性を利用し、繰り返し刈込むことで他の植物を排すると、
 丈が低く均一な高さの芝草の集団からなる面が形成されます。これが「芝生」なのです。

 一方、寒地型芝草にのみ見られる「叢生型(株立ち)」にはほふく茎などがありません。
 株ごとにまっすぐ伸び、横に広がりにくいタイプなので、地上部が完全に枯れると自然回復は困難になります。
 乾燥害や擦り切れ、病虫害などで一部の芝が枯れた場合に自然回復を待つか、補修するかを判断するには、
 生育的特徴を把握しておくことが重要なのです。

 他にもほふく茎の有無、葉幅、葉の先端の形状などで区別しますが、天然芝はとにかく品種が多いです。

▼参考=「芝草の種類と特性|株式会社那須ナーセリー」
    http://www.482.co.jp/info/turfgrass.html
    「○なんでも鑑定!芝生の草種の見分けかた 芝生のことならバロネスダイレクト」
    http://www.baroness-direct.com/fs/baroness/c/0000000952/

千葉県のHPでは、10JIS+2D56以上ではコウライシバやノシバ、4〜10JIS+2D56ではハイブリッドバミューダグラスというように、
生徒1人当たりの校庭面積から植栽する芝草の品種を選択することが大切だとしています。(4JIS+2D56以下では芝生化不可)

子供の膝への負担が人工芝よりも小さくなる傾向にあるクッション性に富んだ天然芝は、
維持管理体制の構築がしっかり確立できれば、その恩恵も大きくなるようです。
(人工芝は人工芝で、より天然芝に近づけるための改良が年々重ねられています)

芝生、奥深いです。――(R.W)


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編集・発行:(株)教育家庭新聞社
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