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鹿島化学金属プラスチックベアリングマガジン
ボールベアリングのカタログが改訂されます
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1月もあっという間に過ぎてもう2月。
本当に早いですねー。
みなさま体調など崩されたりしていませんか?
今月のメルマガ担当は私、
“どこでも参上営業マン”こと
菅武史(すが たけし)です。
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さて今月は、わたくしにとって嫌な嫌な、本当に嫌な行事があります。
先に言っておきますが、バレンタインじゃないですよ!!
チョコのもらえないバレンタインデーよりも、
もっともっと嫌なことなんです(笑)
では続きは編集後記で・・・
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■ ボールベアリングのカタログ(緑色の冊子)が改訂されます
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もうじき弊社の商品カタログの中で、
ボールベアリングのカタログ(緑色の冊子)が改訂されます。
大きく変更するという訳では御座いませんが、
現在のカタログよりもさらに見やすく、
分かりやすく改良しております。
また、大学との共同研究で得た軸受けに関するデータも
新たに追加しております。
お客様の立場に立ちながら、なるべく
“見やすく分かりやすく”
を心掛けていきますので、
これからもどうぞ宜しくお願い致します。
もしも分かりにくい点などあれば、いつでもご連絡お待ちしております。
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■ カーボンとは
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今回はカーボンについてご紹介したいと思います。
カーボンって樹脂じゃないよねえ?
なんて声がアチコチから聞こえてきそうですが・・・
…ごめんなさい、
そうですその通りです。
カーボンは樹脂では御座いません(笑)
ではなぜ今回カーボンを取り上げるのか!?
と言いますと、、、
カーボンが摺動(動く部分の)部材としてもよく使われ、
また樹脂とも非常に密接な関係にあり、
弊社の商品群としても立派に取扱っているという理由からです。
●カーボンとは一体なんでしょうか?
英語で書くと“Carbon”。日本語では“炭素”。
ハッキリと定義付けしろと言われるとなかなか難しそうです。
“木炭”や“鉛筆の芯”を想像するヒトもいれば、
中には“ダイヤモンド”を想像するヒトもいるのではないでしょうか?
他にも“脱臭炭”“備長炭”“カーボン紙”“墨汁”などなど、
挙げ出したらまだまだ出てきそうですね。
上記はいずれも正解なんです。
正確には、例えば
木炭だと“無定形炭素質”
鉛筆の芯だと“黒鉛質”
という部類にそれぞれ属するものなんです。
“炭素(Carbon)”とひとことで言っても、
意味合いとしては非常に幅広いんです。
簡単に言うと、まずおおもとになる“カーボン”という枠組みがあり、
材料が作られていく過程において、結晶の発達度合いによって、
“無定形炭素質(amorphous carbon)”や“黒鉛質(graphite)”、
そして、みなさんご存知の
“ダイヤモンド(diamond)”などに分かれるんです。
…という事で、説明しはじめると非常にややこしくなってしまいますが、
要するに炭素の構成のされ方によって、
見た目も呼び名も変わっていくと言う事で
今回は締めくくっておきましょうか(笑)
話しは戻りまして、冒頭にも書きましたが、
摺動部材としてもカーボンはよく使われます。
カーボンそのものを軸受けとして使うこともありますし、
カーボンに樹脂や金属片を混ぜ込んで使ったり、
樹脂の材料に充填材としてカーボンを使う場合もあります。
(“炭素黒鉛質”(カーボングラファイト))
それではカーボンにはどんな特徴があるのでしょうか?
●カーボンの様々な特徴
・熱による膨張が非常に小さい
・耐熱温度が高い
・薬液に侵されにくい
・スベリ性能が高い
・電気を通す
などなど…われわれ軸受けメーカーやお客様の立場からすると、
これらは非常にありがたい特徴なんです。
前回のメルマガでご紹介しましたが、
PTFE(テフロン)にカーボンが入っているのも、
これらの特徴を生かすためです。
ちなみに“脱臭炭”に関して、こぼれ話しをひとつ、、、
木が蒸されて炭になる際に、ポーラス(POROUS)と呼ばれる、
とっても小さな、それこそミクロンレベルの孔が無数にあきます。
その孔に臭いの成分が吸着されることで消臭効果が得られる、
というのが脱臭炭の仕組みなんです。
これらの他にも、最近だと
“FRP(繊維強化プラスチック)”が注目されています。
簡単に言うと繊維と樹脂とを合体させたもので、
重量が軽いにも関わらず強度が非常に強いという特徴があります。
FRPの種類の一つに、カーボンを使った
繊維(カーボンファイバー)が使われるものがあります。
(CFRPと呼ばれています)
ご存じの方も多いと思いますが、
このFRPの“軽くて強い”という特徴を最大限に生かして、
身の回りでも様々なところで活用されています。
釣り竿とかゴルフクラブのシャフト、
さらには自動車の車体や飛行機のボディにも使われているんですよ。
さて色々と説明してきましたが、
こうして見てみると私たちの生活の中においても
実に様々なところでカーボンが使われていたんですね。
カーボン様々ですね〜。
カーボンさん、どうぞこれからも宜しくお願い致します(笑)
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■編集後記
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改めまして、こんにちは
菅武史(すが たけし)です。
実は今月、親知らずの抜歯をするんです…(がーん)
真横を向いて生えてしまった親知らずがあり、
歯医者さんにも、
『これはヒドイ。早く抜かなければ大変なことになるよ!』
と前々から脅されていたんです。
分かってはいたんですが、どうしても嫌で、
逃げて逃げて逃げ続けているうちに
気が付けば35歳になっておりました…。
箇所は下の歯の両端に計2本。
そのうち1本は去年の11月に抜いており、
そして今月いよいよ最後の1本を。
前回の痛みが分かっているだけに、
今回の方が10000000倍イヤなんですよね・・・。
経験されたことの無い方のために説明しておきますと、
親知らずの抜歯というのは(キレイに生えている場合は別として)
通常は歯医者さんでは出来ないため、口腔外科での手術になります。
手術中というのは麻酔をしているため、痛みは酷くありません。
(まぁ痛いのは痛いですが…)
問題は手術が終わってからなんですよね…(ToT)
考えられないくらいの激しいズキズキ感が暫く続きます。
血も止まりません。しかも何日も何日も・・・
当然当日は何も食べられず、水分補給のみ。
前回抜歯した時は、
2日目に玉子豆腐やヨーグルトを流し込むのがやっとでした。
クチを開けるのが過酷な状態ですので、
食事の時間はハッキリ言って地獄です!!
あー。こんな事なら学生のころに終わらせておけば良かった…(ToT)
まぁこんな暗い話しばっかりしていても辛くなるだけなので、
取りあえず気合いを入れて臨もうと思います!!
…ということで、電話でお問い合わせ頂いた際に、
もしもちゃんと喋れてない人間が出てきたら、
その時は私だと思って優しくしてやって下さいね(笑)
終わり(菅武史)
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