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鹿島化学金属プラスチックベアリングマガジン
展示会出展のお知らせ [高機能プラスチック展|ハノーバーメッセ2013]
編集・発行:鹿島化学金属株式会社 http://www.kashima-kagaku.com
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3月に入り春の気配が、と言いたいところですが、日本列島は南北に長いので
メルマガでは、どのように挨拶したらいいのか困ったもんです。
花粉症、黄砂、それに今年はPM2.5と大変な春になりそうです。
今月のメルマガ担当は野球好きの
東 弘之(あづま ひろゆき)です
http://www.kashima-kagaku.com/company/staff.html#azuma
よろしくお願いします。
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■ 4月は展示会を同時期に2ヶ所出展致します
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■国内 高機能プラスチック展
2013年 4月10日〜12日
東京ビッグサイト
http://www.plas.jp/About/Outline/
一昨年までは機械技術要素展に出展していましたが、
去年より東京ではこちらの展示会に出展しています。
当日は営業の‘菅 武史(すが たけし)’
‘中村 圭吾(なかむら けいご)’
2名が皆様のご来場をお待ちしております。
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■国外 ハノーバーメッセ2013
2013年 4月8日〜12日
ドイツ ハノーバー(ハノーバー国際見本市会場)
http://www.hannovermesse.de/home
弊社、初めての大きな海外展示会への出展です
現地では弊社社長‘鹿島 祐二(かしま ゆうじ)’
‘東 弘之(あづま ひろゆき)’
2名で担当させて頂きます
ハノーバーメッセは毎年開催される機械および工業用品の世界的な見本市で、
軸受に関しては二年に一度開催されます。
弊社では3年前からこの展示会の視察に行き、
2年前にも出展を考えたのですが、準備不足の為断念しました。
ただ、この年はヨーロッパでの火山の大噴火により、飛行機の欠航等
交通手段がなくなり、大混乱に陥って視察にすら行けなかったので、
結果的に出展していなくてよかったのかもしれません。
そして、今回4月の出展にあたり実務的準備は昨年夏頃から計画を始め、
ブースの設計、カタログの翻訳(ドイツ語、英語)、
通訳の手配(勿論、我々の英語能力だけでは商談ができませんので)
事務局との交渉等めまぐるしく過ぎた半年でした。
3月中旬にようやく、展示品や日本からの持込み品の出荷までこぎつけ、
あとは、我々が現地に行き飾り付けをし、
お客様のご来場をお待ちするのみとなっております。
初めてのことばかりで不安いっぱいですが、ワクワクもします。
精一杯がんばってきます!
展示会の結果はまたこのメルマガでご報告させて頂きます!
(現地ホテル裏事情)
会期期間中の会場近郊のホテルは通常の3倍〜5倍の値段に跳ね
上がります。(通常6,000円ぐらいが20,000円以上になります)
ビックリですよね。
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両展示会共、招待券がございますのでご入り用の場合は、
メール又はFAXにてお申し付け下さい。
又、展示会期間中は我々および営業社員全員が各展示会に出ておりますので
お問い合わせ等に即答できない場合がございますが、
折り返し必ずご連絡させて頂きます。
お客様には期間中、ご不便をお掛け致しますが宜しくお願い致します。
(尚、本社工場は通常通り営業しておりますので納期等
生産に関しては問題ございません)
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■ プラスチックの基礎知識
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■ ポリ塩化ビニル(ポリビニルクロライド)とは
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今月の材料はポリ塩化ビニルについてです。
皆様には‘ポリ塩化ビニル’と言うよりも‘塩ビ’又は
‘PVC’と呼んだ方がわかりやすいと思いますので、
ここでは独断と偏見で、呼称を「塩ビ」と統一させていただきます。
塩ビは大きく2種類に分類されます。
「硬質塩ビ」と「軟質塩ビ」です。
これらは皆さんの方がよく御存知かもしれませんが、
私たちの身の回りのあらゆる所で使われています。
例えば、硬質塩ビは、配管(水道の排水管 雨樋)や波板等の
建材から実験装置の容器や文房具、風呂用品等までありとあらゆるもの。
軟質塩ビは、フィルム、シートやチューブ状にしたもの。
配線の被膜用チューブ、医療用チューブ、防水シートから
ソファーのシート等とこちらもありとあらゆるものに使用されています。
両方、工業用品から日用品まで多岐に渡って使用されており
馴染みの深い樹脂の一つです。
ホームセンターでもよく売っていますよね。
おおまかに区別すると、
「硬質塩ビ」は硬いもの、「軟質塩ビ」は柔らかいものと
大別できます。
どのように「硬い物」と「柔らかい物」が出来るのかと言うと、
可塑剤(主に酸とアルコールからなる化合物エステル)の添加量の
違いによって変化します。
【さて、ここで問題です。】
可塑剤を多く入れると、硬質 軟質どちらになるでしょうか?
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解説)塩ビは可塑剤を入れてない時は、分子同士が強く引っ付きあって
密着し硬い状態ですが、熱を加えると分子が色々な方向に
運動しようとし、分子の間に隙間が出来てしまいます。
そこに可塑剤を添加することによって分子間の隙間に入り込み
分子同士の結び付きを弱くします。
そうすると材質自体が柔らかくなります。
従って正解は 『軟質』 です
次に塩ビの特徴ですが
耐薬品(有機溶剤には注意が必要)、耐候性、電気絶縁、難燃性、
といった優れた点があります。
又、原料が安価で、成形方法も、押出し、射出、カレンダー、
ブロー成型等、様々な成形方法があり着色も容易です。
加工では、切削、接着、曲げ、溶接等も可能です。
但し、衝撃、耐熱には弱く自己潤滑性も劣るという弱点があります。
従って弊社では、軸受には推奨しておりません。
(一部例外もありますが・・・)
ただ、耐薬品等の観点から軸受のケース(ハウジング)を製作し
実際にお客様にも使用して頂いております。
話が長くなりそうなので最後にもう一つだけ
塩ビはダイオキシンや鉛等の問題で、
一時プラスチック製品の中で公害を引き起こす
「悪の権化」みたいにヤリ玉にあがっていました。
しかし、現在では焼却炉の改善や業界関係者による材質改善で、
規制の厳しいヨーロッパ規格でも問題なく適合するようになりました。
むしろ、リサイクルしやすいところは逆にエコなのかも・・・・
うまく付き合えば大変重宝な樹脂の代表格の一つです。
鹿島化学金属はプラスチックとプラスチックベアリングの
プロフェッショナルです。
お困りのことがあればご相談下さい。
鹿島化学金属株式会社
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■編集後記
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改めましてこんにちは 東 弘之(あづま ひろゆき)です。
ジョギングが趣味の方も多いかとは思いますが、私も何故かジョギングが
趣味になっています。
何故かと書いたのは、別に昔から走るのが好きではなかったのです。
(むしろ嫌いな方)
そういう人は多いかと思いますが、私は今でも走る前は、嫌で嫌で
トイレに何回も行きます。
走っている途中もしんどくて、いつも何でこんな事をしながら走っているのか
自分で不思議に思うことがあります。
別に、他人から褒められることもないし、時には、
「そんな事してどうなんねん、アホやな」と言われる事もしばしば。
唯一の楽しみ?は走り終わった瞬間の走り切った感のみです。
皆さんはどんな感じで走っているのですか?
それから、もう一つ。
たまには、自分の実力を知りたくて大会に出るのですが、
距離が多少いい加減な大会もたまにはありますよね。
私はGPS機能付きの腕時計を持っているのですが
(ちょっと自慢?高かったんです(笑))
写真はこちら
⇒http://ameblo.jp/kashima-kagaku/entry-11493119432.html
それで計測すると、同じ大会、同じ距離のはずが、
なんと、去年と今年では違うことがあり(コース変更があった場合)
戸惑う事があります。
去年より1Kmの平均ラップタイムが速くなっているのに
トータルタイムでは今年の方が4分程遅くなったとか・・・
そんな時は走り終わったときはがっかりしますよ。本当に。
安くない参加料払っているのに・・・・しっかりしてほしいです。
今年の目標は大阪マラソンです。(毎年抽選漏れですが)
それでは、展示会でお会い出来る日を楽しみにしております。
気軽にお声をお掛け下さい。宜しくお願い致します。
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