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鹿島化学金属プラスチックベアリングマガジン
  発行日: xxxx年xx月xx日
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      鹿島化学金属プラスチックベアリングマガジン


         ポリイミドとは



 編集・発行:鹿島化学金属株式会社 http://www.kashima-kagaku.com

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今年最後のメルマガは、弊社代表である私、鹿島祐二が担当です。


早いもので、もう今年も終わりですね。

年をとると1年が早いと言いますよね

これは例えば、20歳の人の1日は1/(365×20)=0.000137 
それに比べて50歳の人の1日は1/(365×50)=0.0000548。

1日の感じ方を数値で表すとこうなる。だから年をとると1日が短く感じる。
っていうお話し・・・なんかわかったような、わからないような話です・・・


http://www.kashima-kagaku.com/company/staff.html#kashima



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■ プラスチックの基礎知識

■ ポリイミドとは
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では今回のテーマは「ポリイミド」です。

この樹脂の一番の特徴は何と言っても「耐熱」です。

ナイロンやテフロンを開発した、あのデュポン社がポリイミドフィルム、
商品名「カプトン」として世に送り出したのが最初です。
このメルマガにも何度か登場しているあのデュポンです。


余談ですが、昔はデュポンを頂点とする「プラスチック一家」は矢沢永吉を
頂点とする「リーゼント一家」とともに「決して崩れない強大な一家」と
思っていたのは私だけだったみたいで・・・


話を戻しますが、この「カプトン」下は−269℃から上は400℃までという
とてつもない温度領域で優れた性能を発揮するフィルムです。


フィルムだけではなくデュポンは「ベスペル」という商品名で
超耐熱プラスチック材料として市場に出しました。
断続使用温度480℃、連続使用温度288℃。
すっごい樹脂! って思ったものです。


耐熱以外では、電気絶縁性、耐クリープ特性、耐摩耗性、真空状況下でのガス
の発生が低い等の特色があります。
用途としては半導体・液晶業界から電気電子部分、はたまた航空宇宙関連部品
など色々なところに使われています。


いやいや、私はデュポンのまわし者ではありません。
単なる樹脂の案内人です。
では、なぜこんな優れた樹脂が一般的になっていないか、それは


「高いのです!」


とにかく高い。

ポリイミドはデュポン以外、国内外色々なメーカーも製作しておりますが、
相対的に高いのです。


現在、耐熱樹脂といえばPEEKが広く使われていますが、ポリイミドはさらに
耐熱性が高く、価格もPEEKより高くなります。

他にも耐熱樹脂にはPBI(ポリベンゾイミダゾール)やPAI(ポリアミドイミド)
などありますが、汎用樹脂に比べどれも価格が高いのです。

もう少しお手頃価格であれば、ポリイミドを耐熱用ベアリングとして弊社から
もっと皆さんに提供したいのですが。もちろん、ベアリングだけでなく様々な
パーツとしても。


しかしながら、非常に優秀な樹脂です。
私どもにご相談いただければ的確なアドバイスをさせていただきます。
皆さん一度お試しを。





鹿島化学金属はプラスチックとプラスチックベアリングの
プロフェッショナルです。

お困りのことがあればご相談下さい。


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■編集後記
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改めまして、鹿島祐二です。

12月になると、街のいたるところにイルミネーションが輝き、
なんとなく心うきうきしませんか?

そしてクリスマスが終わると一斉に正月モードへまっしぐら。

今度はうきうきではなく、1年が終わることへの焦りとも、
郷愁とも違う言葉に表せない感情が湧いてきます。


まだあと少しありますが、今年1年、皆さんにとってどんなとしでしたか?
1年が良かった人も、悪かった人も、普通の人も皆
等しく新しい年を迎えることが出来ます。


今年1年ありがとうございました。
そして、来年からも、どうぞよろしくお願いします。




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