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鹿島化学金属プラスチックベアリングマガジン
金属ギアとプラスチックギア
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こんにちは
今月のメルマガ担当をさせて頂きます 松本 正樹(マツモト マサキ)です。
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今回は記念すべき50回目のメルマガとなりました。
100回続けられるように、これからもがんばります!
今回も宜しくお願い致します。
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■ 金属ギアとプラスチックギア
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今月のテーマは「金属ギアとプラスチックギア」についてです。
ギアというのは回転の動力を伝える部品であり、英語で“gear”と書き、
日本語だと“歯車”と言います。数ある機械要素の中でも“ギア”は
比較的馴染みのある部品ではないでしょうか。
ちなみにですが、子どもの頃に社会科の授業で習った地図記号にも
ギアが出てきていたのですが、皆さん覚えていますか?
かしこい皆さんならもちろん覚えていますよね?笑
そう、工場のマーク。
あれは工場のシンボルとしてギアをモチーフに作られているんです。
意外かも知れませんが、ギア(歯車)の歴史というのは非常に古く、
ローマ時代にあるギリシャ人によって発明されたと言われています。
普段の生活の中では、実際に使われているところを目にする機会は
少ないですが、私たちの身の回りの様々なところで使われています。
特に、モーターや発電機などの回転する機械のほとんどには、
歯車が使われているんですよ。
身の回りでギアが使われている商品、挙げだしたらキリが無いですが、
プリンター・時計・自転車などなど…たくさん有ります。
またそれらは時代の流れとともに軽量化・省スペース化が求められています。
商品のサイズを小さくするのに合わせて、当然ギアも小型化が求められます。
なんでも世界で一番小さいギアは100万分の1グラムのサイズだそうですよ。
驚きですね!
次に金属ギアと、私たちが製造しているプラスチックギアの違いについて。
●金属ギア
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<メリット>
・高温に強い
・強度が高い
・強度が高いのでサイズを小さくしやすい
<デメリット>
・振動や騒音が出やすい
・潤滑油が必要
・プラスチックギアより重い
●プラスチックギア
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<メリット>
・金属ギアよりも軽い
・金属ギアと組合わせると、騒音が出にくい
・錆びない
・薬品に侵されにくい
・自己潤滑性があり、無潤滑運転も可能
<デメリット>
・金属ギアよりも強度が低い
・プラスチックは熱伝導率が低いので、温度が蓄積されやすい
(金属ギアと組合わせれば温度上昇を抑えることは可能)
世の中で“プラスチックギア”と言えば、
ナイロン製のギアやPOM(ポリアセタール)製のギアなどが
多く使われていますが、弊社ではそれらの他にもフェノール製のギアなども
取り扱っております。
商品名は“ラミプラスギア”といいます。
特殊な布にフェノール樹脂を含浸させた材料を使ったものなのですが、
ベースとして布が入っておりますので、
ナイロンやPOMなどと比較しても強度が高いのが特徴なんです。
●ラミプラスギアの特徴
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・金属ギアとの組み合わせによる衝撃吸収性に優れ、騒音がない
・フェノール樹脂は熱硬化性樹脂であり、ナイロンやPOMなど熱可塑性樹脂
のように摩擦熱による変形がない(熱に強い)
・衝撃や振動にも強い
●ラミプラスギアの使用具体例
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・病院内の廊下を走っている搬送ロボット
病院内では大きな音が出せません。
また強度も必要ということで、ラミプラスギアをご使用頂いてます。
・醤油の製造工程
通常の金属ギアだと酸に侵されて、すぐに腐食してしまいます。
また非常に高温環境にもなるためにナイロンギアなどでは耐熱が持ちません。
弊社は、あらゆる角度から皆様により良いプラスチックをご提供します。
プラスチックの事なら鹿島化学金属にお尋ねください。
鹿島化学金属はプラスチックとプラスチックベアリングの
プロフェッショナルです。
お困りのことがあればご相談下さい。
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■編集後記
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先日のお盆休みの時、久しぶりに姉夫婦、弟夫婦が実家に集まりました。
みんなで外食にいきました。
姪っ子、甥っ子合わせて5人いたので、1日中遊んでいたら、
次の日は、案の定、筋肉痛になっていました。
自分もいつまでも若くないなあと思いました。
今回のメルマガは以上で終わります。
最後までお付き合いありがとうございました。
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