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　　　　　　鹿島化学金属プラスチックベアリングマガジン


　　　　　　　　プラスチック製スラストベアリングとは


　編集・発行：鹿島化学金属株式会社　http://www.kashima-kagaku.com

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こんにちは

今月のメルマガを担当させて頂きます 菅 武史です。
http://www.kashima-kagaku.com/company/staff.html#suga

よろしくお願いします。


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■　MEDTEC Japan に出展します
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医療機器の設計・製造に関する「アジア最大」の展示会
『MEDTEC Japan』に出展します。
http://www.medtecjapan.com/abstr_medtec1406

● 会期：2016年4月20日(水)〜22日(金)
● 時間：10:00〜17:00 
● 会場：東京ビッグサイト　東４・５・６ホール

みなさまのご来場をお待ちしております。


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■　プラスチック製スラストベアリングとは
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営業部の菅武史です。


今回は“プラスチック製スラストベアリング”についてです。

まずは“スラストベアリング”ってなぁに？というところから、、、


●スラストベアリング（ボールベアリング）
http://kashima-kagaku.com/products/ball_02.html


スラストベアリングというのは、名前の通りスラスト荷重を受ける事の出来る
ベアリングのことです。

スラスト荷重というのは、軸と同じ向きに対して加わる負荷のことです。

どんなカタチをしているかというと、円周状に配置されたボールを
両サイド２枚の円盤(リング)で挟み込んでいる形状になっております。


うーん・・・。コレだけではなかなかイメージしにくいでしょうか。


身の回りで分かりやすいものだと、例えばテレビの回転盤あるいは
中華料理のターンテーブルなんかがわかりやすいかも知れません。

例えばテレビの回転盤であれば、まず土台となるリングがあって、
その上にテレビが乗るもうひとつ別のリング、
つまり合計２枚のリングで出来ていますよね？
でも実際は２枚のリングだけで作られている訳ではありません。

分解した事がある方はいないとは思いますが、
実は中にはボールがいくつも入っています。
ボールを入れることによって回転をスムーズにしているんですね。
中華料理のターンテーブルの場合も大まかには同じ様なイメージです。

…という様な感じで、ざっと仕組みは分って頂けたでしょうか？


さて、我々はプラスチック材質でベアリングを作っておりますが、
実際にプラスチック製のスラストベアリングは
どういったところで使われているのでしょうか。


ひとつ具体例を挙げますと、例えば業務用のウォーターベッドがあります。

このベッドにはマッサージ機能として水を噴射する機構が入っており、
スプリンクラーの様に水を噴射して回転するため、
軸と垂直方向に負荷が掛かります。
だからスラストベアリングが使われているんです。


ではなぜ樹脂製のベアリングが良いのでしょうか？
それは、その環境が常に水の掛かる箇所だからなんです。

ベッド内部の噴水機構にちょうどベアリングがあるため、
金属製ベアリングを使おうものなら、すぐに錆びてしまいます。

また、金属製ベアリングにはグリースが欠かせませんが、
それがすぐに抜け出てしまうんです。


それに対してプラスチックであれば錆びたりしません。
しかも無潤滑で回すことが出来ますので、給油の心配も要らないんです。


うーん。サイコーですね！！笑

●スラストベアリング（ボールベアリング）
http://kashima-kagaku.com/products/ball_02.html


今回ご紹介した例はほんの一例です。
他にも色々な環境下…例えば洗浄装置や攪拌装置、
あるいはフィルムを薬液処理する様な工程など…
こういったいわゆる特殊環境において
プラスチックベアリングは活躍しております。

ただし、プラスチックといっても色々な種類があり、
環境に応じて向き不向きが御座います。
この辺りの材質選定というのは実に難しく、そして面倒くさい！
分かります（笑）ご質問などあれば何でもご相談ください。



〜　追伸　〜

ちなみに鹿島化学ではスラストベアリングだけに限らず、
深溝ベアリング・アンギュラベアリング・調芯ベアリング、
他にも一品モノの特殊品など製作可能なものであれば
何でも製作しております。

特殊環境で何かお困りのことがあればまずはご相談ください。
皆さまの何かのお役に立てれば幸いです。


 (担当：営業　菅武史)





鹿島化学金属はプラスチックとプラスチックベアリングの
プロフェッショナルです。

お困りのことがあればご相談下さい。


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■編集後記
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　改めまして、鹿島化学金属の菅 武史です。

　まだまだ寒い日が続きますがみなさまいかがお過ごしでしょうか？
　２月の終わりに奈良県の月ヶ瀬梅渓というところへ
　ハイキングに行ってきました。

　ここは関西でも梅の名所として有名な場所らしく、
　まだ満開ではなかったものの、それでも非常にきれいでした。

　ところで皆さん、梅と桜と桃の見分けはつきますか？
　迷うことありませんか？

　時期がそれぞれ少しずつズレて咲くので、
　『今は○月だから、たぶん△かな〜』なんて、
　何となくで決めたりしてませんか？笑


　実は簡単に見分ける方法があるんです。
　今回は一番シンプルな方法を紹介しますね。

　それは花びらの先端をみるというものです。

　実は花びらの先のカタチにそれぞれの特長があらわれるんです。

　梅・・・丸い
　桃・・・尖っている
　桜・・・先が割れてる


　そう言われれば桜のイラストなんかを見ると確かに先端は割れてますよね。

　・・・という感じで、全部が全部に当てはまる訳ではないみたいですが
　知っていると面白いですよ〜。
　機会があれば、是非あちこち観察してみて下さいね〜。



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