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鹿島化学金属プラスチックベアリングマガジン
  発行日: xxxx年xx月xx日
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      鹿島化学金属プラスチックベアリングマガジン


            別注品樹脂ベアリング


 編集・発行:鹿島化学金属株式会社 http://www.kashima-kagaku.com

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こんにちは。営業部の羽田野と申します。

インフルエンザが大流行しておりますが、皆さん体調はいかがでしょうか。
私は年明け頃に高熱と関節の痛みに襲われたため、急いで病院に行った所、
ただの平凡な風邪と診断されました。

まだまだ寒い日が続きますので、お体にはお気を付け下さい!



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■ 別注品樹脂ベアリング
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弊社は、お客様からベアリングについてのお困り相談を多く頂きます。

下記はほんの一例ですが、たとえば・・・

●水や薬品がかかる環境で使用しているため、サビたり腐食してしまう。
●高温環境でグリースがすぐに飛んでしまい、短寿命で困っている。
●食品機械で食品にグリースが混入する恐れをなくしたい。
●電波装置で磁性を帯びてしまうと誤作動が起きてしまう。

などなどお客様によって相談は様々です。


上記のような環境で金属ベアリングを使用すると、
動作不良、頻繁なメンテナンスなどの問題が必ず起きます。
しかしこれらの問題は、樹脂ベアリングであれば
全て解決する事ができるんです!!

弊社で製作している樹脂ベアリングは金属ベアリングが使いにくい環境、
いわゆるベアリングにとっての「特殊環境」で力を発揮するベアリングです。


なぜ樹脂ベアリングだと特殊環境で力を発揮することができるのか、
まず初めに弊社が製作している樹脂ベアリングの
特徴を説明したいと思います。



―特徴―

●無潤滑・無給油で使える(オイル・グリースが必要ない)
●水・薬品でサビない、腐食しない(耐水性、耐薬品性)
●電気を通さない、帯びさせない(絶縁性)
●磁気を帯びない(非磁性)

という点が挙げられます。



金属ベアリングの場合、水や薬品等がかかる環境では
サビたり腐食してしまいます。
また高温環境ではグリースが飛び、不具合が起きることがあります。

そうした金属ベアリングが使えない、「特殊環境」で
樹脂ベアリングは力を発揮することができます。


ただし全ての環境にオールマイティに使える樹脂材質は、
この世に存在しません。

ご存知の通り樹脂といっても色々な種類があり、それぞれの特徴も一長一短です。

例えば耐薬性が強かったり弱かったり、耐熱温度が高かったり低かったり、
電気を通したり通さなかったり。
上記はほんの一例ですが、樹脂の材質によって特徴は様々あります。

そのため、弊社ではお客様の使用する環境や条件をお聞きして、
どのような樹脂材質が適しているのかをご提案をしております。

以上が樹脂ベアリングの主な特徴です。



そして弊社には更なる強みとなる特徴があります。
それは今回のメルマガのテーマでもある、

【特殊形状品や別注品の対応力】です。


樹脂ベアリングは<成形>によって製作されるのが一般的なのですが、
それだと金型ごとの決まった材質、寸法、形状でしか
製作する事ができません。
寸法や形状を変えたい場合は新たに金型を作る必要があるため、
当然大きなコストがかかります。



しかし弊社は<成形>ではなく、<切削>でベアリングを製作しております。
そのため、お客様のご要望があれば豊富な材質で、
どんな形状でも製作することができます。


例えば・・・

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Q.糸線のメッキラインで樹脂ベアリングをガイドとして使用したいのですが、
 外径に溝を入れる事はできますか?

A.問題ありません。糸線の形状に合わせて溝加工ができます。
 また糸線のみならず、何かのガイドとして樹脂ベアリングを使用する場合、
 R溝・フラット溝・V溝を入れたりと、様々な形状に対応できます。

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Q.小径の樹脂ベアリングが必要ですが製作できますか?

A.ご希望寸法をお伺いして、設計、製作可否のご連絡をさせて頂きます。
 寸法φ5.2×φ2.1×3でPEEKという材質で製作実績があります。
 (形状は保持器なしのフルボール形状になります。詳細はお尋ね下さい)

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Q.水の中で樹脂の滑り軸受けを使用しているが、異物が滞留しており
 すぐに摩耗してしまいます。何か解決する方法はありませんか?

A.まずは環境をお聞きしてから樹脂材質のご提案をいたします。
 続いて形状ですが、内径に螺旋状の溝を切り、回転で水流が起き異物を
 排出しやすいような形状をご提案することが多いです。

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Q.食品搬送ラインで液体窒素を使用する環境があり、
 雰囲気がマイナス温度になります。
 ピローブロックのグリースが固まってしまうのですが、
 何か対策はできませんか?

A.弊社のピローブロックはグリースを必要としないため、
 そのような問題は起きません。
 マイナス温度環境ではPTFEやカーボンでご提案させていただくことが多いです。
 ただし低温度域、特に液体窒素(-196℃)となると使用できる樹脂材質は
 限られてきますので、まずは使用条件をお教え下さい。

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ご提案のほんの一例ですが紹介させていただきました。


これらは切削加工だからこそできる対応力だと自負しております。
もちろん数量は基本的に1ヶから製作しております。


また近年は様々な規格が存在しており、
適合材質でないと使用できない場合もあります。

例えば食品業界ですと、
食品衛生法、FDA、EC 1935/2004 およびEU 10/2011 

医療業界ですと、
USPやFDA、ISO 10993試験に認証済みの樹脂材質があります。

これらの規格に適合している材料を用いて、樹脂ベアリングの製作が可能です。


まずは簡単に○○に適合しているベアリングはありますか?
とお尋ね頂ければご紹介させていただきますので、
ご遠慮なくご相談下さい!


我々は日々お客様の問題を解決するために
樹脂ベアリングのご提案をしております。

もし何かお困り事があればいつでも何でもご相談下さい!

必要があればどこまででもお伺いしますので、ご連絡お待ちしております!



 鹿島化学金属株式会社
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■編集後記
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改めまして、営業部の羽田野です。

皆さん趣味はありますか?
私の最近の趣味はプロレス観戦です。
プロレスはご存知の通り、技と技のぶつかり合いです。
相手の攻撃を全面的に受けきるというのが基本スタイルです。
何が凄いって迫力が凄いですよね。

他の格闘技にはない、技を受けきるという勇ましさに惹かれてしまいます。
試合はいつもどきどきはらはらです。

そんなプロレスですが、同年代でプロレスを好きな人はあまりいません。
筋肉ダルマのぶつかり合いの何が楽しいのって言われたこともあります。

プロレス観戦が趣味っていうのは、なかなか伝えにくいですね・・・


プロレス好きな方がいれば、ぜひともお声掛け下さい!



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編集・発行:鹿島化学金属株式会社           編集 鹿島 祐二

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