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レポート:いっそう逼迫するであろう世界の食糧需給(その2の1)

  発行日:2013年11月06日

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                            2013/11/6 81号 
目次:
●レポート:いっそう逼迫するであろう世界の食糧需給(その2の1)

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Eco-Economic Indicator
いっそう逼迫するであろう世界の食糧需給(その2の1)
       by Lester R. Brown


 去る10月16日は「世界食糧デー」でした。これをひとつの契機として、飢餓や栄養不良
や貧困の解消を目指した国内的・国際的な合意をより強固なものにしなければなりません。
地下水位の低下や、土壌の浸食、気候変動による気温の上昇に伴って、食糧生産の増加が、
人口の増加や所得の増加のよって増大する食糧需要に追いつかなくなってきました。これは、
食糧生産の基盤である農地と水資源の管理が、国際社会の需要な課題になっていることを
意味しています。こうした状況にあって、留意すべき10項目を整理してみました。

1. 年間の世界人口の増加数から導き出されるのは、「今日もまた、昨日に続いておよそ
21万9000人が世界人口に加わる」ということです。不幸なことに、彼らの多くは、空の
食器を抱えることになります。
 充分な食糧供給の確保は、かつては農業担当の省庁の責任でした。政府は「食糧増産」を
政策として選択したならば、農民に支払う最低保証価格を引き上げれば、それで大方の
ことは済んだのでした。しかし、「将来の食糧供給の確保」は極端に複雑な事柄になって
いて、農業担当の省庁に依存するというよりも、人口政策を担当する厚生省や温暖化防止
政策を担当するエネルギー省の政策に依存するようになったのです。 

2. 新興経済によって急速に所得が増加した、30億超の人々が、より穀物集約的な乳肉製品
を消費する食物連鎖に参入しつつあります。
  今日、世界の穀物消費の増加は中国に集中しています。その要因として毎年800万という
人口増加が挙げられますが、それにも増して大きな要因は国民の所得が増加しつつある
ことです。およそ人間は所得が増加すれば、炭水化物中心のメニューから脱して、乳肉
製品のより多いメニューに移るものです。中国の1人あたりの食肉消費量はようやく
アメリカ国民の半分になったところで、まだまだ増加してゆくでしょう。

3. 12億8000万に近い人口を擁するインドでは 約1億9000万人が地下水の過剰揚水に
よって生産された穀物に依存しています。13億6000万に近い人口を擁する中国では、
1億3000万人が同様な苦境にあります。
  帯水層の涸渇は、世界の穀物生産量の半分を担っている三大穀物生産国である中国、
インド、アメリカの農業を脅かしています。問題は、水不足がこれら三か国の穀物生産量に
「影響するか否か」ではなく、むしろ「いつ、その影響が現れるのか」にあるといえます。

4. ナイジェリアでは、27%の家族が食べ物のない日々を経験しています。インドでは、
24%、ペルーでは14%が同様の状況にあります。
  世界は、「過剰」基調の時代から「欠乏」によって特徴づけられる時代へと移りつつ
あります。 2006年以来、2倍に跳ね上がっている世界の穀物価格は世界の最貧層の人々
に「飢え」を強いているのが現実です。さらに水不足が穀物生産に影響を及ぼすという
不可避的な状況を迎えて、世界の人口はなお毎年8000万人ずつ増加を続けてゆくでしょう。

5. 世界の食糧生産を拡大する取り組みの前に立ちはだかっているのは、「水不足」にほか
なりません。
 世界の灌漑面積は、1950年の約100万平方キロメートル から2000年の 280万平方キロ
メートルまで拡大しました。20世紀の後半の50年の間にほぼ3倍に増加したことは人類
史上の輝かしいことといえますが、今世紀に入って足踏み状態となり、 2000年から
2010年にかけては10%しか拡大していません。

項目の6.から10.に関する次回配信の予定 6月8日(その2の2)

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