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  ★★★ 【WWJ地球環境メールマガジンEpsilon 】
      http://www.worldwatch-japan.org
                             2016/12/19 号外
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●メルマガ読者 各位
今般、ワールドウッォチ研究所の年次刊行物“State of the World 2013-14”の日本語版『地球白書
2013-14』を出版いたしました。原書が例年の1.5倍ほどの380ページという大部のもので、原文照合
あるいはNoteのサイト、さらには関連サイトの検索など、19か月を要しました。 
「2013-14年版」ではありますが、日本も世界もますます「強欲な資本主義」が跋扈し、格差は拡大し、
野党はイデオロギーを失い、所得再分配が軽視され、「温暖化なんか捏造さ」といった風潮で、本書の
内容は、問題提起として、決して色褪せてはおりません。
尚、原文の”economic growth”は敢えて、定訳の「経済成長」を不使用とし「経済規模拡大」としました。
「成長」という日本語は、それ自体が「是」とされてしまい、「是非」を問われない特権的な言葉だからです。
”population growth”を「人口成長」とは訳しません。

地球温暖化という状況下で、先進国がなおも「経済成長」を国是とするのは正当な事ではなく、「所得再分配」
が重視されるべきと思料しております。

●本体価格は3200円ですが、メルマガ読者各位には、送料・税込2500円にて特別頒布させて頂きますので、
ご案内いたします。ご希望の方は、メールあるいはFAXにてお申込みください。郵便振替用紙を書籍に
同梱いたしますので、着荷後に振替えて頂けますでしょうか。会員のご紹介者にも同様にて頒布ができます。
                             2016年12月20日   織田創樹                   

▲▼特別頒布▲▼
ワールドウォッチ研究所 『地球白書2013−14』
―特集:持続可能性確保の最終機会を活かす―
★ 本体価格 ¥3200円を2,500円(送料・税込)にて限定特別頒布。

ワールドウォッチジャパン 
FAX 048-861-5573 
Mail  wwj@boreas.dti.ne.jp


―本書「第1章」から―
私達は「サステナバブル(sustainababble)」の時代を生きている。「持続可能な車」「持続可能な下着」
まで、「持続可能な(sustainable)」という言葉が、メディアにあふれている。 2012年、英国は「史上初
の持続可能なオリンピック」を目指したが、この場合の「持続可能な」とは人間や地球に何が起ころうと、
4年に1度のイベントのために「永遠に続く未来」のことを指しているのだろう。環境への影響を基準にすれ
ば、古代ギリシャは無論、20世紀の大会の方が、ずっと「持続可能」だった。 

本書のテーマは「持続可能性は、まだ実現可能なのだろうか」である。既に世界各地で危機は訪れている。
暴力が日常的に存在する地域では、「持続可能性」は無意味かもしれない。 人間の影響から自然を守ること
は、もはや手遅れになっている。あらゆる温室効果ガスの排出を止めたとしても、気温上昇は数十年、海面
上昇は数百年にわたり続こう。必要なのは、気候や環境の劇変への適応に集中することであり、同時にこれ
以上は悪化しない緩和対策を一段と強化することだ。

地球を変えている現況を止められなければ、人間のあらゆる適応努力も、ついには地球が打ちのめすだろう。
こうした考えは、悲観的に聞こえるかもしれない。しかし、楽観主義に固執するあまり、「私達の苦境は、
たいしたことはない」と判断することは、悲観主義と同様に避けるべきである。必要なのは現実主義になる
ことで、自然のため、そして人間相互のために為すべきことに取り組み、これ以上に時間を無駄にしないと
決意することだ。

目次
第1章「サステナバブル」を超えて
第2章地球の境界に配慮し、生物圏との関係を再構築する
第3章『人類にとって、環境的に安全で、かつ基本的人権という視点から社会的に公正な空間領域』の定義
第4章「地球1個分」に適合する生活を実現する
第5章持続的な水資源の利用とその信頼性
第6章持続可能な漁業と海洋を目指して
第7章中枢的資源としてのエネルギー
第8章再生可能エネルギーによる自然資源への影響
第9章非再生可能資源を保全する
第 10 章文化を再構築して「持続可能な文化」を生み出す
第 11 章持続可能で望ましい経済を社会と自然のなかでつくる
第 12 章企業を持続可能性の推進組織に改革する
第 13 章企業報告と経済における外部性
第 14 章地下にあるものは地下に:化石燃料時代の終焉
第 15 章化石燃料を超えて:代替エネルギーの評価
第 16 章建築環境におけるエネルギー効率
第 17 章農業:食料の生産
第 18 章先住民族の伝統的食料の尊厳を守る
第 19 章先住民族を尊重する
第 20 章持続可能性を目指す教育:ビッグ・ヒストリー
第 21 章環境行動に対する地球規模の道徳的合意へ
第 22 章持続可能性への道筋:政治的戦略の構築
第 23 章個人の変革から社会の変革へ
第 24 章激動の時代に備えた教育
第 25 章危機に効果的に対応できるガバナンスの諸要因
第 26 章「長く続く非常事態」におけるガバナンス
第 27 章永続する環境保護運動を構築する
第 28 章抵抗運動:目的は手段を、どこまで正当化するか
第 29 章地球工学の可能性と危険性
第 30 章キューバ:経済制裁下での適応
第 31 章気候変動と強制移動
第 32 章災害が頻発する世界におけるレジリアンスの構築
第 33 章危機的状況に適応できるコミュニティを築く
第 34 章「時、既に遅し」なのか

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