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     KKS Mail News Vol.646 2012/08/12 今週日曜発行
     新聞本紙情報も掲載 → http://www.kknews.co.jp/
     毎日ニュース更新中 → http://www.kknews.co.jp/wb/
    書籍blogも更新中 → http://www.kknews.co.jp/htdocs/
  携帯でチェック!! http://www.kknews.co.jp/wb/mobileaccess.php
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 「コンフォートゾーンを超えるってことを勉強したんですよー」

 彼女は嬉々として、僕に語ってくれました(続く)

 
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 ◆今週のcontentsは−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 |・今週のKKSブログ人気記事ベスト5
 |・Pick it up!!  小学生の8割強がパソコンを利用、約4割が携帯電話所有
 |・今週のニュース
 |・メルマガ編集日記 「水面に杭が立っている」
 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−です◆
 
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          今週のKKSブログ人気記事ベスト5
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 1:中学生は運動「する子」と「しない子」に分かれ、その体力も二極化
  http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2012/07/post_5985.html

 2:平成24年「情報通信に関する現状報告」が公表されています〜総務省
  http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2012/08/post_5988.html

 3:未成年のスマートフォン所有率が増加、フィルタリングは軽視傾向
  http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2012/07/post_5965.html

 4:図解で考える方法 魚骨図
  http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2006/06/post_364.html

 5:国際数学オリンピック、生物学オリンピックで高校生が快挙!メダル獲得
  http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2012/07/post_5974.html

 ▲…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
  Pick it up 小学生の8割強がパソコンを利用、約4割が携帯電話所有
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 株式会社博報堂DYメディアパートナーズメディア環境研究所により、1都
 3県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)の小学生のメディア接触や生活
 実態に関する調査が行われました。今回の調査で、小学生のパソコンや携帯
 電話の利用の低年齢化が一層進み、小学生の8割強がパソコンを利用し、
 約4割が携帯電話を所有していることがわかりました。
 
 
 詳しくはこちら↓
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2012/08/post_5991.html
 
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            今週のニュース 
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 【教材】
 読めない漢字や異体字をスマートフォンですばやく検索『超漢字検索』
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2012/08/post_5992.html
 
 夏休みは毎朝20分の勉強を!親子で一緒に「おはようチャレンジ習慣」
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2012/08/post_5994.html
 
 夏休みのツボを押さえた特集ページ 「Yahoo!きっず夏休み特集2012」
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2012/08/yahoo2012.html
 
 虫や植物をテーマに自由研究の進行をサポート、『フマキッズこども研究所』
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2012/08/post_5997.html
 
 放射線を可視化できる「霧箱キット」が、オキドキサイエンスより発売されています
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2012/08/post_5998.html
 
 電子黒板対応で、さらに使いやすくなった学校向け音楽教育ソフト「音楽帳6」
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2012/08/post_5999.html
 
 体育での死亡事故は突然死が70%以上、頭部外傷、溺水および熱中症の順
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2012/08/post_6000.html
 
 
 【教育よもやま話】
 アジア14都市の人気スポーツ〜 博報堂
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2012/08/post_5989.html
 
 高校生の志願大学ランキング、関東エリアは明大、東海は名大、関西は関大
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2012/08/post_5993.html
 
 7月10日開催 教育委員会対象セミナー報告
 http://www.kknews.co.jp/maruti/news/2012n/0806_6a.html
 
 科学技術国日本の人材を育む 理科教育の充実に向けて 
 http://www.kknews.co.jp/maruti/news/2012n/0806_2a.html
 
 
 【行政】
 国際物理オリンピック、国際化学オリンピックでメダル獲得!
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2012/08/post_5995.html
 
 文科省と大学の共同による色々な体験ができるイベント開催
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2012/08/post_5996.html
 
 教育の情報化に関する実態調査
 http://www.kknews.co.jp/maruti/news/2012n/0806_1b.html
 
 ICTに積極的な教育機関ほど成果―総務省 情報通信白書
 http://www.kknews.co.jp/maruti/news/2012n/0806_1a.html
 
 
 【ICT】
 iPadの教育活用(2)―文教大学教育学部准教授 今田晃一
 http://www.kknews.co.jp/maruti/rensai/2012n/0806_6c.html
 
 著作権教育の取り組み方
 http://www.kknews.co.jp/maruti/news/2012n/0806_4a.html
 
 教育の情報化推進ワーキングチームが提言
 http://www.kknews.co.jp/maruti/news/2012n/0806_1c.html
 
 
 【イベント】
 北海道電力の″科学であそぼ「おもしろ実験室」″2学期コース参加者募集中
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2012/08/2_20.html
 
 虹の下水道館で『体験型・環境学習プログラム by 武蔵野大学』を開催
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2012/08/_by.html
 
 証券・経済をプロに学ぼう!日興「家族でワクワク体験DAY2012」
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2012/08/day2012.html
 
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       メルマガ編集日記 〜 水面に杭が立っている
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 コンフォートゾーンというのは、
 どちらかというと自己啓発系の心理学で使われる概念のひとつです。

 人間は普段、自分の心地よく過ごせるエリア内で過ごしている。
 これをコンフォートゾーンと呼ぶ。そこにいると、安心できる。

 人間が心地よく過ごせるエリア、というのは、物理的空間だったり、
 ある程度ルーチンで時間を過ごす、ということそのものだったりします。

 「眠いなー」決まった時間に家を出て、
 「だるいなー」決まった時間のすし詰め電車に乗り、
 「何食べよっかなー」幾種類から選んでランチを食べ、
 「毎度ありがとうございますー」同じ相手と波風立てずに仕事をし、
 「だるいなー」周りに眉を顰められない程度に残業して電車に乗って、
 「何食べよっかなー」幾種類から選んで弁当を買って、
 「面白いなー」毎週見ているテレビ番組を見て、
 「眠いなー」ちょっぴり夜更かししてから、眠りにつく。

 日常。特別にアップダウンはないけれど、安心できる日々。

 「これが悪いという話ではありません。ただ、このままだと
  残念ながら、自分をあまり成長させられはしないのです」
 
 コンフォートゾーンの概念を用いたセミナーは、こんな風に持っていきます。

 「だから、コンフォートゾーンから一歩踏み出すことが大切です」

 この後は、やり方としていろいろありますけれど、

 例えば
 「日常の時間の過ごし方を変えてみる」
 という話にしていったりとか、

 例えば
 「今からのセミナー、頑張ってみましょうね」
 という鼓舞に使ったりとか。

 例えば
 「いままでのセミナーでやったことは、そういう事だったんですよ」
 という理論づけに使ってみたりとか。
 
 いずれにせよ、落とし方は以下のような形になります。

 コンフォートゾーンから、一歩踏み出してみる。
 つらいこともあるかもしれないし、頑張らなくちゃならないかもしれない。
 でも、そのうち、その一歩踏み出した場所も、コンフォートゾーンになる。
 コンフォートゾーンは広がっていく。広がり続けていく。
 そうしている間に、自分の動ける範囲はどんどん大きくなる。
 成長とは、そうしたものなのです・・・。

 いろいろ便利ですよ。
 先生業をやっている方は、覚えておいて損のない考え方です。

 「私も頑張って、一歩を踏み出してみようと思って!」


 海が、静かに凪いでいる。
 
 水面には杭が立っている。何本も何本も杭は水面に立っている。
 彼女は今、その杭の一本に、片足で、ふらふらしながら立っている。
 「怖いけど、頑張って、一歩を踏み出してみよう」
 そう思って踏み出してみる。

 「こんどあのビジネス発表会に出てみようかと」

 一本の杭の上に、再び立つ。
 
 「参加者の中から、業務のパートナーが見つかるかもしれないし」

 さらに先に進んでみようか。みたび一本の杭。
 怖くなってきた。元に戻ってみようか。やっぱり一本の杭。

 「私も、自分のコンフォートゾーンに居たままじゃいけないですもんね」
 
 嬉々として語っている彼女は、たぶん教えてもらわなかったでしょう。
 自らのコンフォートゾーンを超える試みを絶え間なく行っていくためには、
 現在のコンフォートゾーンの足場をしっかり固める作業も必要だという事を。

 「初めて、ちょっと無理しても頑張ってみたいって」

 セミナーで受けた言葉を素直に受け取って、
 いつもより大きな声で、高揚しながら話す彼女を見ていて、
 杭の林を進んでみるのもいいのかもしれないな、と思います。

 普段の彼女は、話をしていて言い淀むと、
 胸を握りこぶしで「コツコツ」と軽く叩くのが癖でした。
 身体の中になにか、言葉をとどめ置く、つかえているものがあるかのように。
 叩く事で、つかえが細かくなって、食道を流れて落ちていくと信じている。
 あまりにも頻繁なその姿は、病弱の状態が長引いた、療養中の人にも見える。
 
 「そんなに緊張しなくていいのに」

 言う事は簡単だけれど、それで緊張しなくなるほど、人はシンプルではない。
 だから僕は、かつての彼女のその姿を見ながらも、言葉を挟まずに
 話をただただ聞いていました。

 翻って。
 今の彼女も、「コツコツ」その姿を見せている。
 色白なことも相まって、相変わらず療養中の人には見えます。
 同時に、高揚し紅潮し、彼女にしては勢いよく話しながら、
 胸に握りこぶしをあてる姿は、スポーツ選手の試合前の祈りにも似ている。

 ひょっとしたら、実は彼女はとんでもない天才で、
 いくつもの杭の間を、往年の香港カンフー映画みたいに軽々と
 飛び回っていくのかもしれません。
  
 仮にそうでなかったとしても、海に気持ちよく落ちちゃえばいいですしね。
 夏ですもん(榊原)

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