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     KKS Mail News Vol.556 2010/10/20 毎週水曜発行
     新聞本紙情報も掲載 → http://www.kknews.co.jp/
     毎日ニュース更新中 → http://www.kknews.co.jp/wb/
    書籍blogも更新中 → http://www.kknews.co.jp/htdocs/
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 僕が、演劇関連と教育関連との活動をしているという話をすると、
 特に演劇畑の人から聞かれることがあります。

 「演劇を子どもの教育科目の中に取り入れられないか」(続く)
 
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 ◆今週のcontentsは−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
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          今週のKKSブログ人気記事ベスト5
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 1:「学校の授業、薬物乱用防止教室」に大きな効果あり 薬物に関する調査
  http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/10/post_4332.html

 2:「子どもを事故から守る!プロジェクト」 情報サイト開設のお知らせ
  http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/10/post_4337.html

 3:図解で考える方法 魚骨図
  http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2006/06/post_364.html

 4:体験が育む 子どものチカラ! 10月は体験の風をおこそう月間
  http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/10/post_4339.html

 5:平成22年度国公私立大学・短大の入試状況概要 文部科学省
  http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/10/post_4322.html

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  Pick it up 児童英検・教育家庭新聞読者に1か月無償提供
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 (財)日本英語検定協会では、昨年からオンライン版で「児童英検」の教材
 と試験を提供している。
 インターネット環境があれば、自宅や学校でいつでも学習に取り組むことが
 でき、テストも受検することができるというものだ。
 
 
 詳しくはこちら↓
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/10/1_12.html
 
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            今週のニュース 
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 【教材】
 「ジェットストリーム Fシリーズ」新ボディーカラーが発売されています
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/10/post_4348.html
 
 軟式金属製バット「スーパーニューコンドルR01」が発売されます
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/10/post_4352.html
 
 
 【教育よもやま話】
 小学生の子どもを持つ親、運動会は楽しみで見に行く〜ベネッセ
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/10/post_4344.html
 
 CO2は悪者じゃなかった?地球温暖化は太陽活動に関係が深い NASA
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/10/co2nasa.html
 
 妊娠・出産・子育てアンケートを実施中  持田ヘルスケア
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/10/post_4345.html
 
 甲子園「ヒグマ打線」の駒岩高が生徒募集を停止 入学者の急激な減少が原因
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/10/post_4350.html
 
 
 【行政】
 ICT化で公立小1校当たり5000万円まで交付 総務省
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/10/5000.html
 
 
 【ICT】
 「湯本博文の親子で楽しむ『学研科学実験講座』」が、開講されています
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/10/post_4346.html
 
 東北大学が、緊急災害時にも利用可能なメッセージボードシステムを開発
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/10/post_4353.html
 
 最新の入試情報などを効率的に調べる『中学受験 高校受験パスナビ』
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/10/post_4354.html
 
 
 【イベント】
 無料で「語彙・読解力検定」のお試し受検者を募集 全国10会場で開催
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/10/post_4347.html
 
 スポーツの力で豊かな社会をめざすイベント開催〜朝日新聞×中日新聞
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/10/post_4349.html
 
 「理科とエネルギー教育研修会」11月27日(東京)
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/10/1127_2.html
 
 「東京都教育の日」に、運動習慣づくりの大切さを学べるイベント開催
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2010/10/post_4351.html
 
 
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       メルマガ編集日記 〜 面白く悪戦苦闘をする
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 こういう人の考えは、
 「教育活動を通じて、○○そのものを社会に浸透させられないか」
 というものです。○○のなかには、演劇以外にも、いろいろなものが
 入ります。これらの質問に対して、僕の答えは決まってます。

 「今の○○を愛しているなら、それはやろうとしない方がいいかもですよ」

 相手の答えも決まっています

 「なんでですか?」

 僕の答えは決まっています。

 「それは、○○ではなくなっちゃう可能性があるからです」

 僕は昔、とある起業家教育・キャリア教育に携わって、日本全国の
 学校を回り、延べ人数で言うと8000人以上の子どもに接してきました。
 もちろんその時、学校の先生たちとも接することになる。毎回毎回、
 教育委員会の人や教頭・校長などエラい人たちに、定番で聞かれる
 質問がありました。

 「効果は測定できるんですか?」「一時期の効果に終わりませんか?」

 わかります。
 誰しも、頑張って何かをやったことに対し、何かのリターンが欲しい。

 教育活動に関しては、おそらくリターンとはこういうことです。

 投入した活動時間に応じて、子どもに一定の変化が認められ、
 かつその変化は好ましく、さらにその変化が持続すると信ずるに足る証拠、
 もしくは目に見える成果物が出来上がり、対外的にアピールできること。

 僕が参加していた起業家教育というのは、当時としては非常に目新しく、
 斬新な試みでした。ファシリテーションというジャンルから出てきた
 メソッドであり、教育活動そのものに匠の技を必要とした。残念ながら
 その効果測定を行うのも、成果物を作るのも非常に困難でした。 

 僕たちは、苦肉の策でいくつかの測定方法・基準を考え出しました。
 しかしそれは、周囲を納得をさせられるものではありませんでした。

 この起業家教育は、現在でも続いてはいると聞いています。
 僕はすでに離れてしまったので、その後のことは分かりません。
 しかし、当時、行政から資金をもらって全国展開を行ったときに比べ、
 かなり下火になってしまっていることは確かです。

 これは、この起業家教育が上記した教育活動のリターンを十二分に持つと
 示せないまま、活動の全盛期が終わってしまったということを示しています。
 この一日かける授業を見た人たちは、ほぼ間違いなく
 「素晴らしい授業だ」「毎年、○年生の子ども達にやらせたい」
 などと言ってくれたのにも関わらず、活動は収束に向かっていきました。

 ここから分かるのは、少なくとも現時点において教育というのは、
 効果測定ができ、その数字を根拠として、優位性を他に主張することが
 必要であることが解ります。そうでなければ、普及はしない。

 ぶっちゃけた話で言えば、

 「この教育活動を、同一の手順で行うことにより、○○の点数が平均34点
 上がることが期待できます。この点数は、日本各地でほぼ同一であります」

 と言うのと。

 「いや、なんか良いんですよ。素敵なんです。子どもたち一所懸命やるし」

 と言うのと。
 
 エラい人が、どっちの説得で納得するか、って話です。
 彼らも人間ですから。判子を押すためには、理由がいる。
 よりエラい人に対しての、エクスキューズが要るわけです。

 元の話に戻します。
 演劇でも何でもいいんですけど、何かを初等学校教育に入れこんで、
 伝えたい、教えていきたい、それを主要な活動に入れ込みたいとなると、
 現在の日本では、その効果を数値化していく以外、たぶん道はありません。

 でも、それって何か面白いの? ってことなんですよね。
 特に芸術周りの活動なんかそうなんじゃないかと思うんですけど、

 「このカリキュラムによって、声が大きく出るようになります。
 はじめは平均70dBの声しか出ませんが、こちらの発声練習をすると、
 平均90dBまで出るようになりましたー」

 とか。そんなの、ほとんど意味がない。
 大事なのは、色々やって声が大きく出せるようになっていく過程だったり、
 やるという試みそのものだったり、それに付随する成長の実感だったり、
 別の言い方で言えば、人間が生きていくことそのものへの、畏敬だったり。
 諸々を感じることです。みんながみんな俳優になるわけじゃないし。

 面白く悪戦苦闘をするということは、とても重要です。
 そういうところに、個人の成長や偉業がおこり、そういうチャレンジをする
 人が多く集まるところに、領域そのものの急激な成長はおこる。

 1903年、5人が立ちあう場で、ライト兄弟が空を飛びました。
 1969年、全世界が注目する中、アームストロングが月への一歩を踏み出した。

 人が1分間の飛行をしてから、月への飛行をするまで、かかったのは66年間。

 人ひとりの一生の中で収まる時間です(榊原)
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