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     KKS Mail News Vol.673 2013/03/03 今週日曜発行
     新聞本紙情報も掲載 → http://www.kknews.co.jp/
     毎日ニュース更新中 → http://www.kknews.co.jp/wb/
    書籍blogも更新中 → http://www.kknews.co.jp/htdocs/
  携帯でチェック!! http://www.kknews.co.jp/wb/mobileaccess.php
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 先日、イタリアから帰ってきた方が、こんなメールをくれました

 『いや〜イタリア人は明るいですね。びっくりしました。
  タクシーの運転手さんもザ・自由人(身振り手振りで
  電話をしながら運転したり、信号待ちの合間にiphoneの
  ようなものをいじったり……)でした』(続く)
 
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 ◆今週のcontentsは−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 |・今週のKKSブログ人気記事ベスト5
 |・Pick it up!!  仕送り額は6年連続減少 学生の収入はアルバイト
 |・今週のニュース
 |・メルマガ編集日記 「キャラ立ちをさせる」
 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−です◆
 
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          今週のKKSブログ人気記事ベスト5
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 1:日本人の海外留学者数は減少傾向、留学生の減少幅は緩和傾向
  http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/02/post_6280.html

 2:秋入学導入に賛成の高校教員は反対派の半数、教員と高校生の意識は対照的
  http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/02/post_6284.html

 3:最新の花粉予報と花粉症対策サービスを提供〜ウェザーニューズ
  http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/02/post_6251.html

 4:図解で考える方法 魚骨図
  http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2006/06/post_364.html

 5:大学生のライフスタイル調査 スマホ保有は8割超 将来は共働き
  http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/02/post_6270.html

 ▲…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…
  Pick it up 仕送り額は6年連続減少 学生の収入はアルバイト
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 全校大学生活協同組合連合会、通称大学生協では、学生生活の実態調査を
 行いました。これは大学生の経済状況・就職・勉強時間などから、暮らしや
 将来に対する実態について調査したものです。

 世の中の厳しい経済状況が固定化し、奨学金の支給を受ける学生が減って
 います。これは卒業後、返却するリスクを避ける学生が増えているための
 ようです。奨学金にはさまざまな方式がありますが、保護者の収入や成績
 などの選抜条件が厳しいため、返却義務のない奨学金を支給される学生は
 少ないためでしょうか。それでも収入が増しているのは、アルバイト代が
 増加しているところが大きいようです。
 
 
 詳しくはこちら↓
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/02/6_9.html
 
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            今週のニュース 
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 【教材】
 コクヨから、「鉛筆シャープ」にクリップ付き限定カラーが登場
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/02/post_6288.html
 
 電子黒板 まるごと活用術」が、小学館から発売されます
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/02/post_6296.html
 
 中・高生向け英会話 米国在住の家庭教師に学ぶ本場の『英語』スクール
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/02/post_6302.html
 
 
 【教育よもやま話】
 <九州教育旅行現地視察会>南九州の自然・環境・歴史・平和学習
 http://www.kknews.co.jp/ryokou/report/kyushu/130218_7a.html
 
 <タイの教育旅行>国をあげた外国語教育交流 学校間交流にも期待
 http://www.kknews.co.jp/ryokou/2013/0218_8b.html
 
 9つの新体験プログラムを創設―沖縄修学旅行説明会 2012 
 http://www.kknews.co.jp/ryokou/2013/0218_8a.html
 
 みんなで学ぶ“学校図書館”なるほど!Q&A (11)
 http://www.kknews.co.jp/kenko/library/2013/0218_4a.html
 
 健康診断<前編>「気になる」を数値化 自分の体に興味・関心を持てる子に
 http://www.kknews.co.jp/kenko/2013/0218_2b.html
 
 健康教育で大切なこと<後編>
 http://www.kknews.co.jp/kenko/2013/0218_2a.html
 
 連携・活動の継続を評価 環境美化教育優良校等を表彰―食品容器環境美化協会
 http://www.kknews.co.jp/kenko/2013/0218_1a.html
 
 高校教員が大学に期待すること、1位は「わかりやすい学部・学科名称」
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/02/post_6287.html
 
 受験に勝ち抜く力より社会を生き抜く力を身につけさせたい母親が増加
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/02/post_6289.html
 
 過去10年間に聞かれたことのある面接の過去問を紹介、「模擬面.com」
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/02/com_4.html
 
 惑星誕生の謎を解明する「穴」と「腕」 すばる望遠鏡がとらえたその姿
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/02/post_6290.html
 
 成長に合わせて長さ、素材等の設計を変更〜ソフトテニスラケット発売
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/02/post_6293.html
 
 学習の起きやすさを決める「マスター鍵(キー)」の発見〜慶應義塾
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/02/post_6300.html
 
 アメリカでリーダーシップを学ぶプログラム 被災地の高校生を無償招待
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/02/post_6301.html
 
 
 【行政】
 大学と地域・企業をつなぐ 大学間連携協同教育推進事業パンフレット作成
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/02/post_6303.html
 
 <新米校長に贈る>学校経営の金言・迷言・独り言(11)
 http://www.kknews.co.jp/kenko/2013/0218_4b.html
 
 
 【イベント】
 「にちぎん」ってなに?をなるほど!に 日銀春休み親子見学会2013
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/02/2013_5.html
 
 リニア・鉄道館で、企画展および春休みイベントが開催されます
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/02/post_6292.html
 
 花粉症にまつわることを体感学習できるイベント開催〜ダイキン工業
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/02/post_6294.html
 
 人類のルーツと謎にせまる特別展「グレートジャーニー 人類の旅」
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/02/post_6295.html
 
 こうのとり」シンポジウムを日本科学未来館にて開催〜JAXA
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/02/jaxa_22.html
 
 長期滞在ミッション報告会〜宇宙の家「きぼう」で過ごした124日間〜JAXA
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/02/post_6297.html
 
 春休み体験イベント パナソニックキッズスクール 参加者募集中!
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/02/post_6298.html
 
 国立昭和記念公園で、楽しい、難しくない「ニュースポーツ」が体験できる
 http://www.kknews.co.jp/wb/archives/2013/02/post_6299.html
 
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        メルマガ編集日記 〜 キャラ立ちをさせる
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 『とにかく食べ物が美味しいのにも感激しました。
  ピザやパスタはもちろん、チーズやパン、ハムもおいしくって……
  あとは定番のティラミスやパンナコッタも唸るほどの味でした。
  レストランのテーブルにはかならずオリーブオイルが置いてあるのも
  イタリアらしいなぁと』

 僕はそれに対し、こうメールを返しました

 『イタリア人は、サッカーと女の子と、
  オリーブオイルとトマトとチーズ(まとめるとパスタ)があれば、
  大抵のことは基本OKな国であると聞いています。
  人生が楽しそうで良いことですよね』
 
 そのあと、ふと思った。

 僕は、イタリアに行った事がありませんし、
 イタリア人の知り合いもいません。
 しかし、イタリア人の特徴っぽいものをこれだけ知っている。
 これは、実は凄いことではないのか。

 つまり、

 『サッカーと女の子とが大好きで、
  オリーブオイルとトマトとチーズ(まとめるとパスタ)があれば、
  大抵のことは基本OKな国』これなーんだ。

 そう問われた時、イタリアに行った事がなく、
 イタリア人の知り合いもいない、たいていの一般日本人が

 「イタリアでしょ?」

 と答える、ということです。

 恐るべきキャラ立ち・・・。
 国際的に通用するコンセプトを持つ国。イタリア。
 はっきりしていて、ブレがない。

 今、なにかとはっきりせず、ブレにブレまくっている日本ですが、
 僕らは、もっとイタリアを見習っていくべきではないのでしょうか。
 GDPが落ち続けていくであろうと想定される次世代の社会においても、
 日本が世界的に存在感のある立ち位置を確立するためにも、
 イタリアのように、ブレない姿を確立していくことは、喫緊の課題。

 それでは、日本はどのようなコンセプトを組み立てればよいか、です。

 『技術立国』?
 『漫画・アニメの国』?
 『ハラキリ・ゲイシャ・テンプラの国』?

 いや・・・既に出ているコンセプトを、
 これ以上強くするのはなかなか難しいでしょう。
 それに、これではいまいちキャラが弱い気もします。

 別の角度から検討しましょう。

 世界中に輸出されているハリウッド映画。
 ハリウッドにおける代表的な日本人像は、何か。

 メガネをかけて、カメラをぶら下げ、出っ歯をしている日本人。です。

 日本製のカメラが優れている事は既に世界中で知られていますが、
 技術立国を少しフォーカスしただけのコンセプトですし、
 なによりドイツやスイス、韓国や中国などと競合になります。
 出っ歯は、個人の生まれ持った容姿の問題です。差別につながりますし、
 この先の社会では、表向きには衰退していくファクターとなるでしょう。

 すなわち、残された要素は1つしかない。
 次世代の日本が進むべき道はずばり、

 『メガネ男子・メガネ女子の国』

 です。

 日本人には国民総背番号制の前に、国民総メガネ制を確立させるべきです。
 そうした上で、ファッション・機能に優れたメガネを世界に発信していく。
 それが日本の国際社会におけるレゾンデートルです。
 
 外国籍の人が、成田に降り立つ。
 そこで行うべき事は、まず自分に合うメガネを選んでつけること、です。
 これは、日本に降り立つ人の義務となります。

 ゲートに居る係員にパスポートを渡す。
 すると、画面に自分の顔が映し出されます。
 この顔の画像には、メガネのフレームがリアルタイムに合成される。
 その画像を見ながら、自分が良いなと思ったフレームを
 300種類もの中から楽しんで選ぶ事ができます。

 このシステムには、高度なセンサーが2つ仕込まれている。

 1つ目は、視力測定センサー。
 合成された画像をみている間に、目の焦点距離を自動測定。
 フレームを選ぶ間に、ぴったりのレンズが作られていきます。

 2つ目のセンサーは、虹彩認識センサー。
 本人確認をするためのセンサーです。
 メガネを選んでいる間に、指紋認証と同じくらい精度の高い
 本人測定法である虹彩認識を行い、本人確認を終えてしまうのです。

 メガネのフレームを選び、ゲートをくぐると、
 自分の選んだメガネがケースに入って出てきます。
 このメガネを付けた時点で入国に関する諸手続きは終了。
 煩わしい質問などされることもなく、スムーズに空港を出ていけます。

 さて、空港を出たものの・・・ここからどうすればいいんだろう。
 迷っていると、

 「日本にようこそ。ここから東京に向かうには・・・」

 メガネの中に道案内が表示されました。
 これらのメガネは、半透過のディスプレイシステムが内蔵されており、
 視界に入ったものの情報、必要な情報を表示してくれるようになっている。
 例えば、

 「金閣寺。正式名称鹿苑寺。舎利殿を金閣、寺院全体を金閣寺とよぶ」
 「富士山。日本の象徴として知られている。独立峰としては、世界有数」
 「秋葉原。かつては電器街だったが、現在は日本のサブカルチャの中心」
 「この近くで、頭痛薬を買えるのは、50M先にあるドラッグストアです」

 観光に便利で、外せない外させない。

 一通りの観光を済ませて、帰国する。
 メガネは、日本国からプレゼントされます。
 日本の領土を出れば、メガネに情報を送られる事はありません。
 ただの質のいいメガネとして、普段使いに使用できます。
 日本に行った記念として、自分へのお土産として、
 日本の良い印象と共に、彼/彼女の日常に溶け込んでいくでしょう。

 ここまで来たら、
 「メガネの国? 日本でしょ?」
 世界中の人たちが、そう答えるようになるに違いありません。
 キャラ立ち完成です。

 ・・・え? そんな事をして、大赤字にならないのかって?

 なりません。
 なぜなら、これらのメガネの持つ機能は、
 大がかりなトラッキングデータの収集ツールとして使用されるからです。
 外国の人が、日本の何に興味を持ったのかをデータとして解析すれば、
 日本をより魅力的な観光立国として成りたたせる礎となります。

 仮にそれらが工業製品であれば、増産・増配をおこなう事もできる。
 時によっては海外輸出・海外生産といったビックプロジェクトを
 立ち上げつつ、他国との関係強化をはかる事が出来るかもしれません。

 ここまでは、観光客を例にして語ってきましたが、
 日本に日常的に住んでいる人たちには、メガネ着用が当然の義務です。
 つまり「日本在住者+観光客」のデータがメガネを通じて集められる。

 日本全土が、1億以上の動くセンサで覆われている。
 日本全体は、巨大なマーケティングツールとなるだけでなく、
 例えば、流通効率の向上、気候状態の収集、リスク要因の回避など、
 さまざまな事に裨益するデータを集める事が可能です

 つまり、『メガネ男子・メガネ女子の国』とは、
 先進技術に秀でているという日本の地力のアドバンテージを活用し、
 かつ社会価値を転換させる、巨大なパワーを秘めたコンセプトなのです。

 ・・・うーむ。
 僕は今、イタリアの印象のメールからはじまった考察の延長で、
 この先100年の計を組み立てるに値する、とても大きなアイデアを、
 日本政府に、ただで提供してしまったような気がする。

 日本政府よ。
 このコンセプトに対して、特に金銭授与は必要ありません。
 僕は太っ腹ですから。ただ、できうるなら、花粉防止メガネください。 
 
 (人生はブレてなんぼだと思っている榊原)
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